7月23日、濁りは心配だったが和歌山方面で投げキス釣りを楽しむことにした。食いはまずまずで、夕方の一時を心地良いシロギスのアタリで楽しめた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・牧野博)
北塩屋海岸で投げキス釣り
4連休の初日となった7月23日、奇跡的に雨がやんだ。夕刻に狙いを絞り、渋滞を考えて昼過ぎから御坊方面に向かう。阪和道は下津付近から20kmの大渋滞だ。まあ当然予想されたが、下津ICで下り、国道42号に入って南下する。
普段よりも車は多いが、高速のようにストップ&ゴーのような状況ではなかったので、場所によっては比較的スムーズに走れた。途中で昼食をとり、御坊の市街地を抜けると、17時近くになっていた。まず、北塩屋海岸の様子を見る。チョイ投げを楽しむアングラーがちらほら見受けられた。
そこで、少し竿を出してみた。1時間ほど、4色(100m)以内を中心に探ってみたが、いつもならうるさいほど釣れてくるチャリコも散発的に釣れる程度。やはり雨が影響しているのだろう。
投げ釣りタックル
竿はスカイキャスターの30号405、テンビンは木オモリの28号にした。砂ずりのかわりに硬質のフロロカーボンライン2.5号を50㎝テンビンに直結し、先に自動ハリス止めを介して市販のキス仕掛け(ハリ5号)をカットして4本バリにして使用した。
印南港へ移動
キス2尾を手にしたところで移動を決意。日暮れまで2時間ほどしかないので、印南港で探ってみることにした。幸い20分ほどで到着できた。早速、港内の一番奥の波止からミオ筋を狙って軽く3色ほど沖へ投入。
1投目から本命ダブル
1投目から15cmのキスが2点掛け。港内には川が流れ込んでいるので濁りが心配されたが、気になるほどではなかった。近投中心でキスを拾っていく。海面を見ると、大きなエイが泳いでいる。高水温期にはよく見られる。
港内にはウキ釣りの人もちらほら。声をかけてみると、コロダイを狙っているらしい。港外は岩礁地帯なので、磯魚が多いが、状況によっては港内にも入ってくるようだ。「夜まで釣る」とのことだった。