九州に大雨を降らせた低気圧が東北地方を通り過ぎた次の日、福島・いわき市遠野でも土砂降りの雨の影響で河川が増水。濁った水がポンドに流れ、奇跡の大爆釣となった、フィッシングパーク遠野での釣行をレポート。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・服部光)
フィッシングパーク遠野
福島・いわき市遠野オートキャンプ場入口から県道20号を北へ400mほど進むと、民家とカーブミラーのある三叉路に看板がある。ここを奥に進むと右側にフィッシングパーク遠野がある。
放流魚はニジマス、イワナ、ヤマメだ。この管理釣り場は人工の池に幾つかの石が沈めてあり、釣り座によってはロッドワークが必要となる。
当日の状況
7月前半、小雨が降る中、友人と2人でフィッシングパーク遠野に釣行した。前日は土砂降りだったようで、近くの沢から水を引いているポンドには、多少の濁りが入っていた。
直近の放流日は、何日も前で、ほとんどライズがなく、浅瀬に小さなマスが見えているだけだった。釣行日は平日ということもあり、他にアングラーの姿はない。私たちはレギュレーションを確認し開店時間の9時から竿を出した。
当日のタックル
この日のタックルはロッドがT-CONNECTION・TCS-60L-ST、リールがTHEORY2004H、ラインはナイロンラインの スーパートラウトエリア・マスターリミテッド・SVGの 2lbを使用した。
ただ巻きであっさり2匹キャッチ
日が昇っていたこともあり、一投目はオリーブのスプーンを選択。インレットから逆側のインレットに向けキャスト。深さを測ろうとしたところで、ラインが張ったので巻きアワセで1匹目。
次も同じ場所にキャストすると5回も巻かないうちにラインに反応。難なくアワせて2匹目をキャッチした。夏の管理釣り場の傾向で、水温の低いインレットにトラウトが集まっているようだ。
サイズは小ぶりだが、3、4投目も同じポイントで反応あり。巻き方はただ巻きのみ。ラインの他にもハンドルノブを社外品に交換したので、ただ巻きでも今までにないアタリが手に伝わった。
50cmの大物も
同じパターンで釣り続けていると、アタリがなくなってきたので、今、自分が巻いてるスプーンがどんな動きをしているかをイメージしながら、リトリーブ速度やレンジをかえる。さらに、色をかえる、シルエットをかえるなど、ルアーローテを交えると、バイトは絶えなかった。
それでもアタリがなくなったので、釣り座をかえると50cmの大物がヒットした。