埼玉県飯能市にある名栗川支流で渓流釣り。長い梅雨時期の増水による本流域釣行不可とダム湖上流域工事により限られた場所での釣りとなった。7尾の渓魚に出会えた釣行をレポート。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・竹内尚哉)
湯基入でイワナ22cm
ダム湖上に移動するつもりだったが、バックウォーター周辺工事での常駐警備員に車を止められた。7月27日現在は、工事でダム上の支流へ行くことができないようなので、ならばと引き返して湯基入に向かった。すでに時刻は11時30分で、本日の後半戦勝負開始となった。
実積場所に向かうと、運よくアタリ、レギュラーサイズなイワナが早々と顔を出す。遡行して行き、次の場所では飢えていたのか1発目からガツーンと食いついてきたが、写真を撮る寸前に逃げられる。
期待の大場所では、アタリは遠くも少し粘っているとガッガッと突くような引き。アワせると心地いい手応えで引きを楽しんで、御用とすると22cmのイワナだった。満足したが、休憩がてら30分ほど座りながらサオを出して納竿とした。
気分良く退渓できたのはやはりいつものポイントで期待を裏切らずに釣れてくれた渓魚たちのおかげ。感謝である。今回は特に移動が多くて疲れる釣りであったが、『楽しければ全てよし』と、帰りの車でもニコニコしながら帰宅できたいい日であった。
釣行時の注意点(安全面)
現在は連日の雨により増水している状況なので、安全面を考慮して釣りをすることが重要だ。遡行する際は普段よりも慎重に1歩1歩踏み出していこう。さらに山の天気は急変するので雲行きが怪しそうな時は、雷雨の危険もあるので無理をせずに下山する事を心掛けたい。
<竹内尚哉/TSURINEWS・WEBライター>