皆さんは釣りに行く時にどのような車を使っていますか?私の釣り車はズバリ「軽トラ」です。珍しいかもしれませんが、これがとても便利。メリットやカスタマイズポイントを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉浦永)
釣り車が必要な理由
海岸や河川には電車やバスなどの交通機関が通っていることは少ないです。その為、ポイントに行くにはやはり車やバイク、自転車などが必要になります。
また、釣りの荷物はクーラーボックスやタックルやバッグなど、沢山あります。持ち物が多いと、電車やバスなどの交通機関は正直乗りづらいです。つまり、荷物をたくさん持って、ポイントの近くまで移動するには車が最適であると言えます。
代表的な釣り車種パターン
トヨタハイエースや日産キャラバンは車内スペースが広いので、タックルや着替え、車中泊にも向いていますよね。初心者、上級者問わず人気の車種だと思います。
軽自動車の中でも、ホンダのN-VANは運転席以外を全てフラットスペースにできる為、軽自動車なのに車中泊が可能です。シートアレンジ次第で様々な使い方ができるのも、軽バンに人気がある理由の一つでしょう。
釣りにおける「軽トラ」のメリット
色々と車種はありますが、筆者の釣り車はズバリ「軽トラ」です。まずはメリットを紹介していきましょう。
荷物を収納しやすい
軽トラを釣り車にする最大のメリットは「タックル運びのしやすさ」です。荷台の長さと幅が約2m×1.4mなので、乗用車に比べてタックルを収納しやすく、クーラーボックスやタックルケースをいくつも乗せることができます。
小回りが利く
荷物がたくさん収納できる車種というと、どうしても大型になりがちです。しかし、軽トラは乗車部分の容積が少ないため、大容量の荷物が載るのに非常にコンパクト。釣りポイントまでの細道があったとしてもグイグイ進めます。
汚れを掃除しやすい
また、「汚れを気にしなくていい」というのもメリットとして挙げられます。釣り車の運命とも言える釣りならではの汚れ。クーラーボックスから漏れた魚汁や、海水で濡れてしまったタックル、汚れた靴などを車内に入れるのはちょっと嫌ですよね。
その点、軽トラは荷台にタックルや汚れたものを積む為、帰ってきたら荷台ごと洗い流せます!掃除がしやすいところも軽トラの構造特性を活かしたメリットと言えます。
軽トラを使うデメリット
もちろん、軽トラを使用するデメリットもあります。
遠征に向かない
軽トラを釣り車にするデメリットは「釣り遠征には向いていない」という点。遠征釣行では往復10時間移動、なんてこともありますよね。軽トラは普通車に比べて座面のクッション性が優れてはいないので、長時間運転していると腰やお尻が痛くなりがちです。釣り場についてから腰を休める時間が必要になることも…。
大人数の釣行は不可
基本的に軽トラは二人乗りですので、大人数の釣行はできません。社内も広くないですので、車中泊も難しいでしょう。
見た目に難あり?
これは個人の価値観によるかと思いますが、初めて異性を連れて釣りに行く時にはちょっと恥ずかしい思いをするかも?筆者は振り切っていて、逆に格好いいと思っていますが…。