春夏秋冬の季節がある日本では、その時期により釣れる魚が大きく異なってきます。今回は、私の住んでいる宮城県にて、オススメの陸っぱりルアー釣りターゲットを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・阿部慶行)
宮城県の釣りシーズン
まず宮城県の釣りに適したシーズンについてご紹介。私の住む宮城県で釣りがしやすくなる目安が「桜」です。桜が咲くと外の気温は暖かく日中での釣りがやりやすくなり、水温も高くなってくるため、宮城県の釣りのシーズンが開幕します。
季節によって多種多様なターゲットが狙える宮城県。僕がオススメの陸からの釣りをご紹介していきます。
1. ロックフィッシュ
ロックフィッシュは宮城県で狙える代表的なターゲットです。
ロックフィッシュのシーズン
宮城県では水温的に4月中旬~7月末、10月中旬~3月がロックフィッシュシーズンになります。特に黒潮と親潮がぶつかり合い豊富な漁礁などもあり、多くのベイトも接岸してくる仙台湾~気仙沼界隈。この豊かな海域には50cmオーバーのモンスターロックフィッシュが数多く生息しています。
とはいえ、大型のロックフィッシュにはなかなか出会えないのですが、そのビッグワンに出会うため多くのアングラーが堤防や磯場に連日足を運びます。
狙えるロックフィッシュ
宮城県のロックフィッシュは、主にデイゲームではアイナメ、メバル、ベッコウゾイ、マゾイ、ムラソイ、まれにクジメなどが釣れます。個体数が圧倒的に多いのはアイナメで、そこにソイ系がポツッと交じるような感じですね。
ナイトゲームではメバルとクロソイが狙って釣りやすいターゲットになってきます。大型ロックフィッシュの引きはトルクがあり、一度味わうとクセになる中毒性が高い釣りです!私もハマってしまったうちの一人です(笑)。
ロックフィッシュは船からも狙うことができ、その機動性を武器に多くのポイントを回ることができるのと、竿抜けポイントも撃てるのとで、魚と多く戯れたい方々にはボートロック船がオススメです。
【参考タックル】
・ロッド:ロックフィッシュ専用ロッド8~10ft
・リール:3000~4000番スピニングまたはベイトリール
・ライン:PEライン0.6~2号(魚種に応じて選択)、フロロカーボンライン16~20lb
・リグ:テキサスリグ15~35g(魚種に応じて選択)
・ジグヘッド:1~35g(魚種に応じて選択)
・フック:1/0~5/0
・ルアー:3~10inchワーム
2. フラットフィッシュ
仙台湾には広大なサーフが広がっており、全国的にも有名なフラットフィッシュポイントの1つです。サーフのポイントまでには、高速道路や空港からもすぐにアクセスすることができます。
狙えるフラットフィッシュ
ターゲットになるのはマゴチ、ヒラメがメイン。どちらも豊富なベイトを食べており60cmオーバーのマゴチや80cmオーバーのヒラメが釣れることもあります。そして何よりも竿を担ぎ広大なサーフを見た時のあの解放感!なんとも贅沢な遊びですよね(笑)。
フラットフィッシュの狙い方
フラットフィッシュの釣り方は人によって様々。ライトショアジギングやミノーなどで狙うことができます。自由なスタイルでどんどんフラットフィッシュと戯れていただきたいです。
フラットフィッシュもボートを出している遊漁船がありますので、好みの船を予約して是非ボートフラットを楽しんでいただきたいと思います。バイトも多くて本当に楽しい釣りですよ!
【タックル】
・ロッド:ライトショアジギング専用ロッド10ft前後
・リール:4000番スピニング
・ライン:PEライン1~1.5号(魚種に応じて選択)、フロロカーボンライン16~20lb
・ジグヘッド:15~21g
・ジグ:30~40g
・ルアー:4inchワーム