5月26日、愛知県北名古屋市の五条川へ、ナマズのトップウォーターゲームに出かけた。60cmオーバーを2本キャッチした釣行をレポート。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・戸田英明)
五条川でナマズゲーム
五条川の上流の水門付近に到着したのは午後7時半すぎ。
まずは水門の闇鯰スナイパー9号を護岸と平行にキャストして探る。着水後タダ巻きすると、ルアーがカランカランと甲高いサウンドと引き波をたてながらアピールしてくれる。次に水門の流れの先にキャストして、沖側を探りながら扇状にキャストを繰り返していくが反応はなかった。
そこで、川を下りながら探ることにした。ダウンストリームにキャストをして護岸際を探ると、バフゥッとナマズの反応が出た。しかし、フックには乗らず。再度キャストをするが反応はなかった。
茂み際で60cm超ナマズをキャッチ
下流へ少し移動し、ハイアピールからローアピールにチェンジ。ルアーをキャタピーソフトのチャートイモムシカラーにした。
少し沖の中州の茂みを超えるようにダウンストリームにキャスト。柔らかい素材のためか、着水音は静かだ。タダ巻きで引いてくると、音は静かでモコモコと引き波を立てるだけの感じ。少し抑え過ぎたかと思ったが、茂みを抜けた瞬間に水面が盛り上がりバフゥッとバイト。
しかしフックアップしなかったので、ゆっくり巻き続けると追撃がありロッドを握る手元に重みが伝わってきた。ラインを巻きながらアワセを入れると、フッキングが決まりファイトに持ち込むことに成功。
茂みに潜られないように魚を全力で引き離す。ナマズはこん身の首振りを見せたかと思うと、下流の茂みに戻ろうとする。さらに今度は岸壁際に突っ込んで抵抗するので、ラインが擦れないように気をつけながらファイト。キャッチしたのは、グッドコンディションの60cmオーバーのナマズだった。
リーダーを見るとザラザラにキズが入っていたので、新たにラインシステムを作り直す。続けて狙うも反応がないので場所を移動した。
闇鯰スナイパー9号で60㎝キャッチ
清須市まで行くと五条川が青木川と合流して川幅が広くまるので、広範囲に素早くサーチする。ここでルアーを再び闇鯰スナイパー9号に戻した。
先ほど魚をキャッチしたポイントによく似た中州の茂みを探ると、バフゥッとバイト。ルアーが消えて魚の重みが伝わってきた。重みからして良型だと分かる。この魚も茂みに戻ろうと抵抗を見せる。障害物から引き離し、深みでファイトしキャッチしたのは60cmオーバーのナマズだった。
この後は反応がないので、午後10時すぎにストップフィッシングとした。今回キャッチしたナマズはどちらも60cmオーバーの良型で、満足の釣行となった。
<週刊つりニュース中部版 APC・戸田英明/TSURINEWS編>
五条川