初夏を迎えた宮城県、新型コロナウイルスによる影響により釣りを自粛してから2ヶ月が経ちました。宮城県も緊急事態宣言が解除されたため、6月7日、牡鹿半島へ磯ロックフィッシュ狙いに行ってまいりました。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・阿部慶行)
シャローでモンスターアイナメ!
休憩で頭をリフレッシュした後は、狙いのシャローエリアへプチ移動。ここで狙いのスリットにしっかりと操作して落としていきます。時間は潮止まり前でしたがまだ若干ながら潮が効いてそうなエリア。海が沖へ払い出される箇所と、潮がぶつかるエリアの複合状態になっておりました。こういった場所は水中の酸素量が多いため、経験上では比較的アグレッシブな大型が居付きやすい状態となります。
インターシンカー28gを35gに変えてしっかりと根にトレースできるように変更。これで潮の影響を受けにくくして操作に専念することができます。そして根を越えてカーブフォールで誘っていくと、カッキーン!というこの時期特有のナイスバイトが!
しっかりと魚の重みをロッドティップで感じてからの鬼アワセ!!その瞬間バットにドシッとかかる魚の重量感。潮の流れもあるため引きが凄くて良い感じです。慌てずにしっかりと魚をポンピングで海面まで浮かせ、バレないように慎重に潮の流れに沿って引き寄せたら、豪快にぶっこ抜き。
腹がパンパンの超ナイスコンディションなモンスターアイナメをゲット!ベイトをたらふく食べてもまだ食べようとしてきたこのアグレッシブさが今時期の特徴です(笑)。この綺麗な魚体に頑張れば出会うことができるのがこの宮城県の海。しばらくその綺麗な魚体に見入ってしまいました。
そして釣り上げたと同時に、なんとまさかの強風が吹いてきました。さすがにロッドもフラれるくらいの強さだったので、この日はこれでキリ良く納竿としました。
安全に釣りを楽しむために
釣りは比較的自由に行動ができますがやはり命があってこそ、いつでもどこでも長年楽しめる趣味となります。ですので釣りに出かける際にはしっかりと安全装備をして、必ず万が一のために備えておきましょう。
堤防ではしっかりとライフジャケットを装着し、磯ではライフジャケットとスパイクシューズを必ず履くようにお願いいたします。みんなが楽しく笑顔で釣りを楽しむことができるよう、もちろん私もですが一人の人間としてしっかりとみんなで行動していきましょう。
最後になりますが豊かなこの宮城県の海で元気なロックフィッシュと是非戯れて頂きたいと思っております。これから夏シーズンになりますが、熱中症にだけは気を付けてジャンジャン釣りを楽しんでくださいね!
<阿部慶行/TSURINEWS・WEBライター>
牡鹿半島