栄養満点の発酵食品『イカの塩辛』は飛鳥時代から存在? 自作方法も紹介

栄養満点の発酵食品『イカの塩辛』は飛鳥時代から存在? 自作方法も紹介

お酒好きの友「イカの塩辛」。豊富な栄養素を持つ発酵食品でもあります。今回は自宅で簡単なイカの塩辛作りの方法をご紹介します。

(アイキャッチ画像提供:PhotoAC

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塩辛自作レシピを紹介

今回ご紹介するレシピは非常に簡単なものです。

使用するイカは特に指定はありませんが、前述のようにイカにも旬があります。

作る季節に合わせてイカを選んでみて下さい。

・イカ:1杯(今回使用したのは約400g)
・塩:イカの総重量の2〜3%
・塩麹:小さじ1杯程度(無くてもOK)
・鷹の爪:1/2本分程度
・酒:小さじ1杯程度
・醤油:軽くひとまわし程度

(1)イカをさばいて身(皮は剥かなくてOK)・ゲソ・肝に分ける。

(2)身とゲソを細かく切る。

(3)切った身とゲソに塩を半量と塩麹を加えて混ぜる。

(4)肝にも塩を半量ふりかける。

(5)ひと晩冷蔵庫で寝かせる。

(6)ひと晩寝かせたら、身、ゲソ、肝(皿に出た水分は捨てる)を同じ容器に入れ、醤油、酒、鷹の爪を加える。

(7)肝を破りながら混ぜる。

(8)ラップを密着させ、冷蔵庫内で2~3日安静にしたら完成。

食べ過ぎには注意

いかがだったでしょうか。

なんとなく作るのに専門的な知識や複雑な工程を必要としそうな「イカの塩辛」。しかし、実は具材を切って混ぜるだけのとっても簡単な料理なのです。

外出自粛が推奨されている今、自宅で晩酌する方も多いのではないでしょうか。自家製塩辛を作って、ちょっと退屈になってしまった晩酌タイムを楽しいひと時に出来たら最高だと思います。

しかし、塩辛は塩分がとても多い食品です。あまりに美味しいからと言ってバクバク食べすぎると不健康の原因になってしまうので周囲も必要です。

<近藤 俊/サカナ研究所>