形に色、無数にあるタイラバネクタイですが、あれもこれも揃えるのはなかなか難しいのが現実。それならいっそ自作してみては?ということで、今回はタイラバのネクタイの制作方法を解説します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・賀川正志)
ストレートネクタイの制作手順
1.カーリーネクタイを制作したときと同様、まずはシートにセロハンテープを張り付けます。
2.次にシートが動かないように、カッティングマットに両面テープを貼ったシートを貼りつけます。
3.後は作りたい太さのネクタイになるよう、カッターで切ります。
端から1cmの所から反対の角に向かって斜めにカットすると、1cmの幅で2本作ることができます。太い方の中央から、同じく端から3cmの位置に向け、斜めにカットすれば出来上がりです(ガタ付きになったらセロハンテープを貼ってカッターで手直しもできます)。
なお、私が作るネクタイは全般に少し長めに作っています。釣り場で短い方がいい時は半分で切断したり、止めの所で二重にしたりして対応しています。
たまにそれ以上長いのがほしい時は、段違いに折り曲げたり、2本取り付けて余りをカットし、その時々の釣れ具合に合わせています。ちなみに、この作業をする際、私はチェンジストッパーを使っています。
色々試すことが大事
ネクタイの色、形が多様化している昨今、「ネクタイって何がいいんですか?」とよく聞かれます。あれもこれもは金銭的に揃えられないというのはよくわかりますが、「ベストなのはどれ?」と聞かれても、そんなの私にも分かりません。これだけの種類、色があるのは、その時々により反応する物が違うからではないですか?と冗談混じりに答えています。
ということで、「制作してみては?」とおすすめしています。「既製品みたいにうまく切れないですよ」と出来上がりを気にされる方も多いですが、綺麗に切れなければ釣れない訳でもないはずです。意外にガタガタの方がアピールするかも?こればかりは魚に聞かなければわからないですね。
自分が作ったネクタイが心配な方は、既製品プラス自作ネクタイで釣行してみてはいかがでしょう?
<賀川正志/TSURINEWS・WEBライター>