釣行後のスピニングリールの簡易メンテナンス術を紹介。洗浄〜注油・グリスアップの手順を解説。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 編集部)
注油&グリスアップ
洗浄が終わったら次はリールに油をさす。
1.ドラグノブ取り外し
スプール上部のドラグノブを取り外し、ノブの裏側にはけなどで軽くグリス(DG6)を米粒大程度着ける。
2.指で広げる
指で裏面全体にグリスを広げてなじませる。指がグリスで汚れたままだと、異物やゴミを拾ってしまう原因になるので、すぐにウエスなどで拭きとる。
3.スプール軸ローターに注油
スプール軸のローターに満遍なく注油(B100)。数滴滴下させたらハンドルを回してオイルをナジませる。
4.ラインローラー部
ラインローラーとその受け部に注油。
5.ハンドルノブ
ハンドルノブとその受け部のすき間に注油(B100)。
6.本体取り付けネジに注油
本体パーツ取り付けに使用されている露出したネジの頭に注油(SSR-1)し防さび。ネジはいろいろな部分にあるのでしっかりとチェックしておく。なお、SSRO-1は、14ステラや15ツインパワーなど撥水性能のあるアームローラーには使用厳禁。外観部のネジのさび防止に使用。
7.動作させてナジませる
実際にリールをセットしてハンドルとハンドルノブを回してオイル、グリスをナジませる。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>