アピールの高いラトル入りのエギは秋の新子狙いのためのものと決めつけてはいませんか?もちろんオールマイティではありませんが、確実にラトル入りが効果的なシーンも存在します。今回はラトルエギが効果的な場面を三つ紹介します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)
春のエギングでラトル入りエギが効果的な場面3選
では具体的にどんな場面で効果的なのかを紹介したい。
1、朝マヅメや夕マヅメ
朝マヅメや夕マヅメといったチャンスタイムはイカの活性が高いことも多く、最初の数投にパイロットエギとしてラトル入りのエギをチョイスすると数投で結果が出ることも多いです。ラトル音でやる気のあるイカに対して強くアピールできますが、使いすぎるとだんだん警戒されてスレてしまうので注意が必要です。この場合ラトルが入っていないエギにチェンジしてみたり、ラトル音はそのままにカラーチェンジしてみたりするといった対策が効果的です。

2、夜間や濁り潮のとき
暗闇や濁り潮など、視界が制限されるような場合にもラトル入りのエギが活躍します。音でエギの存在をアピールできるので、イカに気づいてもらいやすくヒットチャンスが必然と増えます。最近はラトル音がイカに聞こえやすい周波数で設計されているエギもあり、ラトルなしのエギと釣果に大きな差が出ることもあります。また、エギのカラーとラトル音の有無の組み合わせによってもアピール度や食わせやすさなどがかわってくるので色々試してみましょう。

3、イカの密度が低い場合
ポイントにいるイカの絶対数が少ない時や広範囲に散らばっているような場合は、ラトルなしのエギだと存在に気づいてもらえないこともあります。このような場合は、ラトル音で遠くのイカに気づいてもらうことでイカを寄せてくることができます。イカが上層までチェイスしてきたりする場合は、食わせやすいラトルなしのエギに素早くチェンジして自然に誘うことで釣果に結びつきやすいです。

緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。