【釣った海水魚を飼育してみよう】対象魚セレクト編:専門家が基準を解説

【釣った海水魚を飼育してみよう】対象魚セレクト編:専門家が基準を解説

釣った海水魚を自宅で飼ってみたい・・・。そんな思いを抱いた釣り人は多いのではないだろうか。今回からは魚飼育の専門家である、大阪・吹田市の生きているミュージアム・ニフレルの展示計画チームの面々に釣魚の内、飼育にオススメの魚を伺ってみた。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

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ガッカリだった魚

以上が飼育にオススメの5魚種だが、逆に飼いやすいものの、あまり面白くない魚がキュウセンであると言う。ベラの仲間は波止回りにも種類が多く、きれいな種類も多い。よく知られているのは、キュウセンなら雄が緑がかったきれいな魚体、雌は白を主体としたシンプルなカラーで、その変異も面白い。

そこで、「ベラが水槽内で泳げばきれいだろうなあ」と、飼育してみると、砂に潜ったまま姿を現さない事も多々あり、がっかりさせられたり・・・。実はキュウセン始め、ベラの仲間は昼行性が強く、暗くなると砂に潜ってしまう習性がある。

最終的には好み?

波止回りには、まだまだいろいろな魚たちがいて、飼育してみると案外面白くて、飼育しやすい魚もいるハズ。もちろん、その魚によっても生態などが違うので、どんな魚が面白いのか・・・は、個人の好みによるところも大きい。

<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>