深場での船カサゴ釣り 27cm頭に38匹の大釣り達成【愛知・すずえい丸】

深場での船カサゴ釣り 27cm頭に38匹の大釣り達成【愛知・すずえい丸】

3月19日、絶好の釣り日和で潮流も緩く、カサゴ釣りにはもってこいの日となったので、愛知・南知多町師崎港のすずえい丸に乗船。潮が速い時にはできない深場ポイントでカサゴの活性も高く良いペースで18~27cmのカサゴが釣れ続き楽しい一日となった。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・生田英樹)

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船釣り エサ釣り

船カサゴ釣りの仕掛け

当日は午前7時に出船して、航程35分ほどで伊良湖水道に到着。早速、準備に取りかかった。

仕掛けはミキイト5号、ハリス3号、枝ス30cm、チヌバリ2号の胴つき3本バリ。オモリは50号で、エサは小ハゼを使用する。

深場での船カサゴ釣り 27cm頭に38匹の大釣り達成【愛知・すずえい丸】当日の仕掛け(作図:週刊つニュース中部版APC・生田英樹)

そして船長から、「準備できた人からやって。オモリを底に着け、時々仕掛けを持ち上げて誘いをかけてください」との合図があり流し釣りの開始となった。

早々にカサゴ23cm

私も合図と同時に投入。オモリが着底した後、一度底を切って根掛かりを防ぐ。そして、ゆっくりサオ先を下げてオモリを着ける。当日は潮が緩いので、意図的にイトフケを少し作り、10秒ほど待ってからゆっくりサオ先を上げてカサゴに誘いをかける。

3回ほど誘いをかけたところで、ククッとカサゴ独特のアタリ。軽くシャクリを入れてハリ掛かりさせ、根に入られないようリールを巻いて素早く底を切る。姿を見せたのは23cmの良型カサゴ。開始早々から快調だ。

次の投入も水深80mと深い。仕掛けの着底後、少し待ってゆっくりリールを巻き、オモリが底を離れた時にアタリ。手にしっかりとした重量感が伝わり気持ちが高ぶる。

上がったのは25cmのカサゴ。その次も2回ほど誘ったところで激しいアタリがあり、これも25cmのカサゴだった。

追食い成功でアタリ連発

そして小移動。今度は朝日礁側の水深60m付近で、オモリの着底と同時にククッとサオ先が突っ込み、上げる途中も重みが伝わって快調。カサゴ20cmだった。

すぐアタリが出るのでカサゴの活性は高いと思い、追い食いで2匹目を狙い、1匹目が掛かってから3mほどリールを巻いて、再びゆっくり下げて底に着け、仕掛けを少したるませて待った。

すると、すぐにククッと2匹目のアタリ。一呼吸待ってから軽くアワせ、カサゴ22cmと18cmのダブル。その後も連続してアタリが出る。サイズは18~25cmと良型ばかりだが、潮の流れがある日は狙うのが難しいポイントかもしれない。

当日最大の27cm登場

潮止まり時にアタリも止まって食い渋りが続いたが、上げ潮が動き始めると伊良湖水道の深場へ移動。水深90m以上と深く、仕掛けが着底するまでに時間がかかる。

2、3回誘うとククッとアタリがあり、軽くアワせると手応えは十分で、サオ先の張り具合からしても大きそう。27cmのカサゴだった。

次も誘いを入れると強いアタリ。水深95mと深いが、アタリが手元まで明確に伝わるので楽しい。上がったカサゴは良型の25cm。しかし、連続しての根掛かりもあり悪戦苦闘が続く。

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