神戸・和田防は早くも春のシーズンインなのか連日好釣果の情報。私も3月7日、期待感を胸に釣行。エビまき釣りは不発も、後半の投げサビキ釣りで大サバ4匹をものにし、ほくほくの一日となった。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・伴野慶幸)
大サバ4匹の釣果で納竿
最長寸は39cm、最終的に大サバ4匹の釣果で納竿。エビまきは撃沈したが、遠投ウキサビキで逆転タイムリーとなった。
マイクロベイトを意識した、白スキンのサビキにソフトワームのアクセントが釣果に繋がり、良い経験値も得られた。昼1時の迎え便を待っていると、デカアジと大サバが釣れ始めた。
午後の釣り人たちも好釣果に恵まれるように・・・と心の中でエールを送り、波止を後にした。帰りに河内渡船に氷を買いに立ち寄ると、数人の常連たちも先に訪れていた。不調ながらもチヌを仕留めていたようで、確かな腕前と経験の豊富さのなせる業だと敬服。
次回は私もチヌを仕留めたいと心に誓った。下処理をしっかりして鮮度抜群で持ち帰った大サバは、煮付け、サバ汁、味噌煮で賞味した。いずれも絶品。釣果、経験値、食味と、あらゆる面で満足のいく釣行となった。
今後の展望
今年は乗っ込みチヌの最盛期も早まりそうで、3月下旬から4月初めの釣果情報には特に注目してほしい。釣法はフカセ釣りが断然有利で、オキアミと集魚材のエサにチヌの食性が慣れてしまうと、エビまき釣りや前打ちは、乗っ込み期間中は厳しいかもしれない。
シーバス・ハネは引き続きマイクロベイトに付いているようなら、ルアーの選択あるいは大粒の地エビやシラサエビの流通状況が釣果に結び付くカギとなりそうだ。
大サバやデカアジは本来なら春にはいない魚なので、もし今後も群れが回ってくればラッキーだと思って、逃さず釣行することをお勧めしたい。
<伴野慶幸/TSURINEWS・WEBライター>