アジの釣果が各漁港一帯で好調、休日ともなれば多くの人で賑わっている。私はもちろんアジングで釣る。新宮漁港にて、サビキ釣りの邪魔にならない外向きで良型を狙った。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・鈴木泰也)
朝マヅメの新宮漁港でアジング
昨年12月8日は、朝マヅメの1時間だけ釣行してみた。ナイトゲームでじっくり楽しむのもいいが、マヅメに回遊してくる良型狙いにしてみた。風はややある程度で、軽量ジグヘッドでの釣りが成立することを天気予報で確認。
起床し、自宅から5分の福岡県糟屋郡・新宮漁港に到着。釣って楽しく食べてうまいアジングができる環境に感謝したい。休日とあって、やはり足場の良い堤防はすでに満員状態である。いつものテトラ帯に向かうと、足場が悪いため場所は選び放題。
全てのワームカラーでアジゲット
1.2gのジグヘッドをセットし、極細のPEラインでアタリをとる。ワームは、まずオキアミカラーをチョイスして1投目。カウント5秒ほどでチョンチョンと軽くサオ先を動かして誘う。すると、コンッとアジのアタリ!22cmとちょうど良いサイズが顔を見せた。
その後も2尾、3尾とワンアクションだけでアタってくる。ここで、やはりアジングはゲームフィッシングなので、カラーをピンクに変更。チャート、アカラメ、ホワイトグロー、グリッター、クリアーと持ってきたワームすべてでアジを釣ることができた。ここまでアジが高活性だとカラーによる差異は少ないと感じた。
リトリーブの釣りでメバル入れ食いに
この日は、最大26cmまで釣ることができ、時折テトラ手前では20cm超のムツもヒットするなど楽しい。
そして、日の出が近い6時30分ごろになると、アジのアタリが急に収まり、テトラ手前では代わりにメバルが浮いてきた。そこで、リトリーブの釣りに変えると面白いようにメバルが入れ食い状態。小型はすべてリリースし、20cm以上だけをキープし釣行終了。釣果はアジ30尾、ムツ4尾、メバル3尾(リリース多数)だった。
やはり例年通りだが、日の出が近くなるとアジのアタリはぱったりと止むのは時合いだなと思った。微妙な明暗の差を感じているのだろう。次の釣行でも試しながら楽しみたい。
<週刊つりニュース西部版 APC・鈴木泰也 /TSURINEWS編>
新宮漁港