本格的に梅雨入りした東海地方。不安定な天候ゆえに、せめて釣りの時は晴れてほしいと願う。6月15日は不安定な天候で、当日は雨&強風予報。午後9時くらいには多少和らぐ予報なので、天気予報アプリとにらめっこしながら出撃時間を待つ。予報通り小雨になってきたタイミングで、レインスーツとスパイクブーツを持って名古屋市港区潮見橋周辺へ向かう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和)
チニング&ロックゲーム
今夜のプランはクロダイ&キビレをちょっとやって、干潮少し前に森田氏と合流し下に降りてのロックプラン。潮周りは中潮、干潮午後10時53分102cm。移動中に雨風も弱まり、まずはクロダイ&キビレからだ。用意を済ませポイントへ向かう。
するとかなりの風が吹きだし、雨もパラついてきた。2~3投するが強風と雨でそそくさと退散。釣りができる状況ではないので、風が遮られそうなポイントへ向かう。
風裏のポイントへ移動
レインスーツを着て次のポイントへ着くと、今度は強烈な横風に加え空がピカピカッ。再び車で待機だ。10時半すぎに森田氏から入電があり、このまま帰るのは雨に濡れに来ただけなので、再び風裏になるであろうポイントで開始した。
現場へ着くと、釣り人はいない。そして本来なら潮も引いて根が完全露出している潮位なのだが、低気圧の加減で潮が引かない。下に降りるプランも完全崩壊で、上から開始した。雨は降っているが、今度は風の影響をあまり受けないのでラスト勝負に出る。
バス用フックで試釣
今回は試したいものがあった。バスフィッシング用のノガレスループモスキートというフック。Vガードが付いてフックの下にループになっている部分に、TGグレネードをはめ込む直リグのような仕掛け。これにフックサイズに合わせてワームを付けるのだが、今回高浮力のワームをセット。シンカーは1.8gだ。
かなり根の荒い場所で試してみたが、Vガード効果で根掛かりはかなり軽減された。しかし降りしきる雨のせいなのか、バイトが乏しい…。
小雨に鳴り待望の本命ヒット
森田氏も苦戦しているようだが、待望のダブルヒットにも関わらず私は抜き上げ中にポロリ…。雨のなかさらにテンションが下がるが、小雨になってきたと同時に魚の活性もようやく上がってきたみたいで、小型ながらようやく釣り上げた。
Vガードが付いているのでフッキング率が悪いかと思ったが、小型でもしっかりとフッキングするので、この組み合わせはかなり有効だ。使い方としては着底後、軽くリフト、時折シェイクを入れて誘うと、一時的に雨がやんだ時にポロポロと釣れだした。
雨であえなく退散
同じように森田氏もポロポロと釣っている様子。ようやくリズムに乗れそうな時に、またしても雨が降ってきた。同時に魚からの反応もなくなってきてしまい、今回はここまでとした。
梅雨ともあり不安定な天候で雷も発生する。ライフジャケットはもちろんのことだが、空が光ったりゴロゴロと鳴りだしたら、まずは避難してほしい。安全第一で楽しみましょう。
<週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和/TSURINEWS編>
名古屋市港区潮見橋周辺