乗っ込みを迎えたクロダイを狙って、内房金谷の太海丸を訪れたところ、好釣果にめぐまれた。今回は4月23日、26日の釣果をお伝えしよう。
船からクロダイを狙う
4月23日(火)、8人を乗せて高濱清船長の操船で7時に出船。
ポイントまでは航程10分ほど、水深は28mだ。船が流されないようにアンカーを投入、開始の合図がでる。
私は良型アジも狙おうと、ウイリー仕掛けで挑戦。タナはクロダイより高く、下から4m前後を探る。飽きず、さぼらず、2回のコマセワークで巻き上げて、コマセを詰めなおす。
船中では開始10分で1尾目のクロダイが上がった。その5分後に2尾目。
「これはアジを狙っている場合ではない!」と、すぐにクロダイ仕掛けにチェンジ。チヌ2号の1本バリ、付けエはオキアミ。タナは下から1~2m。
開始すると3連発。さらに45cmの特大アジが掛かった。
クロダイは順調だが、ふたたびアジを狙うと、コンスタントに40cm前後が掛かる。
9尾をキープしたところで沖上がり。釣果は34~45cmが2~12尾だった。
別日はクロダイ21尾!
4月26日(金)は3人で出船。この日もアジとクロダイを両方狙う。枝バリはウイリー2本のアジ狙い。先バリは空バリにオキアミを装餌。
開始すると、私にはアタリがなくスロースタート。
「このままでは釣れないツボにはまってしまう」と、コマセワークを変えてみる。
これまで多くまいていたコマセをパラパラと少なくすると、これが正解。クロダイが連続ヒットして気合が入る。ウイリーにも食ってきた。「とても重いぞ」と巻き上げると、なんとクロダイのダブル。
この状況でウイリーは、エサ取りでなくなったときのアシスト的存在になっている。
好調は続き、なんと21尾をゲット。30分早く沖上がりした。
金谷沖の乗っ込みクロダイはトップシーズンに突入、ヒートアップしている。
▼この船について
太海丸
エリア:内房エリア
出船港:金谷港