大阪・泉大津にある汐見埠頭の砂上げ場では連日、25~30cmクラスのサバが釣れている。卵か白子を持っている乗っ込みのサバだ。例年なら、まだ海水温が低くて釣り物が少ない時期だが、サバの回遊でうれしい状況が続いている。私も中サバの快引を味わおうと思い、4月26日に夕方からの時合いを狙って飛ばしサビキ釣行してみた。
飛ばしサビキで狙う
砂上げ場には午後4時過ぎに到着した。ここは釣り場に車が横付けできる楽な釣り場で、平日なのに数多くのアングラーで賑わっていた。ほとんどが飛ばしサビキで中サバを狙っていて、私も飛ばしサビキで狙ってみた。
飛ばしサビキの釣り方
磯ザオ3号にライン3号を巻いた2500番のリールをセット。
ウキ下を3ヒロ取り、7号のサビキ仕掛けの下にアミカゴを付け、エサのアミエビを入れて20m沖に投入。しばらくアタリがなければサオを煽って、カゴの中のアミエビをサビキ仕掛けの周辺にまいていく。
拾い釣り
まだアタリがないので周りの様子を見ると、右側の方で30cmクラスのサバが釣れている。回遊が始まったと思い、気合いを入れて投入しているとウキがスパッと沈んでいった。
モタモタしていると暴れ回られて仕掛けが絡むので、急いでアワせて寄せにかかると、ぐんぐんと快引が伝わり、右に左にと横走りするサバ特有の引きだ。快引を味わいキャッチしたのが、30cm近い中サバ。
すぐに群れはいなくなり、アタリが止まった。それからもしばらく投入を繰り返し、アタリを待っていると、またスパッとウキが沈み、28cmのサバをキャッチ。が、またアタリが止まった。
日暮れの回遊で連発!
6時を過ぎると、今度は左側の奥の方で中サバが釣れ始めた。
しばらくすると群れが近くにやってきて、ウキがスパッと沈んでいった。アワせると、ぐんぐんと剛引が伝わり、重量感がある。剛引をロッドワークでかわし、手前まで寄せてくると中サバのダブルだ。どうりで引くはずだ。
アミカゴにアミエビを入れて、また投入すると、すぐにスパッとウキが沈んだ。グッグッと快引を味わいキャッチしたのが20cmのアジだ。アジも狙える季節になってきたことに喜びを覚えた。
日暮れ近くになり、アジも回遊を始めたようで、続けて同サイズのアジをキャッチした。しかし、群れは小さく、アジのアタリはすぐなくなった。
しかし、サバの群れがまた戻ってきて、あちらこちらでサオが曲がっている。私のウキにもアタリがあり、ポコッと沈んで、中サバをキャッチ。ハリスが細いので強引なやり取りは禁物だ。