オニカサゴ釣行で47cm大型登場 船中トップ8尾【三重県・鳥羽】

オニカサゴ釣行で47cm大型登場 船中トップ8尾【三重県・鳥羽】

久しぶりの海釣りなので、釣行前から週間予報で天気の移り変わりに一喜一憂していたが、2月24日が晴れマークで、安心して三重県鳥羽市の国崎港へ出かけた。ターゲットはオニカサゴだ。

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船釣り エサ釣り

当日の状況

午前5時半前に国崎港へ到着した。港では遊漁船がライトを照らして出船準備の真っ最中。岸壁には多くの釣り具と一緒に釣り人があふれている。船長にあいさつし、受付けを済ませた。

氷と仕掛け1組を受け取り、釣り座のくじ引きをして私は左舷側へ入った。早速ロッドホルダー、サオ、電動リールをセットし、船の電源にコードをつないで準備する。

全員が準備を終え、午前6時前に出船となり、ポイントに到着するまでキャビンで休む。7時すぎにエンジン音が小さくなったので釣り座へ。予想していたよりウネリがあり風も強い。

オニカサゴ釣行で47cm大型登場 船中トップ8尾【三重県・鳥羽】当日の船中風景

小さめサイズからスタート

エサのカツオのハラモが配られ、「水深143m。徐々に深くなるよ。オモリは200号で用意できたらやって。」との合図で仕掛けを投入した。

リールのカウンターが148mで着底。イトフケを取り、1mほど底を切っての流し釣り。徐々に深くなるのに合わせて、底を取り直してアタリを待ち、時々サオいっぱいまで仕掛けを持ち上げて誘っていく。

オニカサゴ釣行で47cm大型登場 船中トップ8尾【三重県・鳥羽】当日のタックル図

ロッドホルダーには固定せず、手持ちで200号(750g)のオモリの仕掛けを上下するのは体力勝負。右舷側から「ヒット。」との声があり小型が上がったようで、私も小さいアタリをとらえて25cmのギリギリキープサイズをゲットした。

水深170mまで流し、1流し目が終了。また潮上に戻って、今度は水深150mから2流し目のスタート。渋い状況が続き、小型は上がるものの、良型の姿が見られないまま静かな時間が流れる。

4流し目でサイズアップ!

1回で流す時間は40分前後。3流し目が終わり4流し目に入ると、ようやくクイッときた。ゆっくりサオを持ち上げるとコツコツとアタリ。掛けアワせてから電動リールのスイッチオンだ。

上げる途中にサオ先がクイッ、クイッと震えてサイズアップを確信。良型を期待したが、35cmの中型だった。

周囲では「ヒット。」、「きた~!」と声が弾んで、40cm超の良型が次々にネットイン。時合いのようでサオ先に集中するが、オマツリが多くなりタイムロス。午後になると、リールのカウンター表示で180~190mと深くなった

右舷や左舷、そしてトモでもヒットが続いている。私も30cmのウッカリカサゴに続いて、同サイズのオニカサゴが連発して、「これからだ。」と気合を入れ直したが、「本日はありがとうございました。」とのアナウンス。

午後1時前に沖上がりとなった。

最終釣果は?

グルッと釣り座を一周して見回ると、どのイケスにもオニカサゴがにぎやか。サオ頭は47cmの大型交じりで8匹。私はオニカサゴ25~35cm4匹、ウッカリカサゴ30cm1匹をキープした。

オニカサゴ釣行で47cm大型登場 船中トップ8尾【三重県・鳥羽】にぎやかな釣果

40cmを超える大型の顔を見ることができずに残念だったが、夕食にはフグ鍋の「てっちり」にも負けない、オニカサゴ鍋の「オニちり」に下鼓。うま~い!!

オニカサゴ釣行で47cm大型登場 船中トップ8尾【三重県・鳥羽】オニちりを堪能

<週刊つりニュース中部版 APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2019年3月22日号に掲載された記事を再編集したものになります。