テーマは「晩春の手賀沼で入れパク」。すでに好機を逸した千葉県北西部にある手賀沼だが、旧ロコの吉田いわく「魚は今の時期でもいるんです」の言葉を信じて取材を敢行。さて吉田の言うことは本当なのか、とくと見せてみらうことにしよう。取材日は東風が吹き荒れた5月14日(木)。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)
この時期に手賀沼?
前回の河口湖デコ取材を経て、今回こそは型を見たいと選んだのは千葉県北西部にある手賀沼。
「えっ、この時期に手賀沼?釣れるの?」
手賀沼と言えば春の乗っ込みシーズンしかイメージが湧かない人も多いと思われるが、吉田いわく「増水期であればいつでも釣れる所があるんです」とのこと。
ちなみに手賀水系の増水期とはいわゆる農繁期のことで、3月末~9月は冬水位と比べて20~30cm水位が上がる。
「この期間であれば、ほぼ一年中魚がいるポイントがあるんです。ただし真夏はアシが生い茂ってしまうのと足場の泥が異臭を放つので、釣りやすいのは3月末~5月末なんですけどね」
なお冬水位でも魚はいるそうだが、水深が極端に浅くなってしまい釣りが成立しなくなるだけとのこと。
手賀大橋東側の南岸
今回、吉田が案内してくれたのは手賀大橋東側の南岸。仮に道の駅しょうなんがある同橋南側の信号からの案内だと、同信号を東へ進みローソンを過ぎて2つ目のわき道を沼側へ進んだ所が駐車場になる。入口に「手賀沼自然ふれあい緑道P11台」と書かれた看板を目印にするといいだろう。
釣り座裏の海岸(提供:週刊へらニュース編集部・関口)なお同駐車場以外にも沼へ通じる道の突き当たりに駐車帯があるが、これらのほとんどは農耕車の転回スペースのため駐車禁止となっている。農作業のジャマになるので、注意看板がある所への駐車は厳に謹んでほしい。
同駐車場に車を停め、沼畔の遊歩道を東へ200mほど歩いた先が今回竿を出した場所で、ポイント名などは不明。ただし遊歩道上に「鳥獣保護区千葉県」と書かれた赤色の看板が立っていた。
朝から東風が強めに吹いておりモジリは皆無。一見すると釣れる雰囲気ゼロだが、旧ロコの吉田はこう断言する。
「大丈夫です。魚は絶対にいますから!ただし食う食わないは別の話ですよ。まあでも、過去にアタリがなかったなんてことは一度もありませんでしたけどね」
今の時期でも?
「はい。ただ夏に近づけば近づくほどマブナ率が上がってしまいます。小マブナの入れアタリになったら、ほぼ終了って感じでしょうか」
じゃあ夏は釣れないってこと?
「水温が上がりきらない朝まづめならチャンスはあるのではないでしょうか。ただ今よりアシも伸びてしまいますし、足元は泥臭いしでやってられないですよ」
ウェーダーで立ち込む
なお吉田からは長靴ではなく、できればウェーダーもしくはヒップウェーダーはあったほうがいいかもしれないとのアドバイスを事前にもらっていた。
ウェーダー装着済み(提供:週刊へらニュース編集部・関口)「土手を下りた先の足場がグチュグチュなんですよ。ですがそこからさらに沖側なら足場が硬くなるので、釣り台の脚が潜ったり足が取られにくくなるんです」
つまり立ち込んだほうが足場がいいってこと?
「そういうことです」
結構厄介だね。
「そうなんですよ。だからほぼほぼ釣り人の姿は見かけないですね。仮にウェーダーとかがなくて長靴だとするなら、水際手前に釣り台を置くことになりますから、釣り台脚の下側に板っきれなどを敷くなど何か対策が必要でしょう」
ポイントに到着するとすでにアシが刈り込まれた跡があり、誰かがやった形跡があった。3つほど穴が開いていたので吉田は真ん中の穴に入りそこからウェーダーで立ち込み、釣り台を砂地の硬い所へ設置した。さて吉田が言う「魚はいますよ!」は真実なのか。とくと見せてもらうこととしよう。
次回も「晩春の手賀沼で入れパク」です。
手賀沼
入釣料¥500(現場徴収)。釣り台・ウェーダー必携。

