4月19日、筆者が中乗りを務める金沢八景『荒川屋』で東京湾ライトアジ研究会の例会が開催された。研究テーマは"針位置"。当日の様子をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・山下洋太)
東京湾ライトアジ研究会とは?
東京湾ライトアジ研究会は、ライトアジ釣りを楽しみながら、仕掛けや釣り方などを実釣ベースで研究している会だ。例会では毎回研究テーマを設け、参加者同士で情報交換や検証を行っている。「どうすればもっと釣れるのか」を本気で考える空気感がありながら、和やかな雰囲気で楽しめるのも魅力だ。
東京湾ライトアジ研究会(提供:TSURINEWSライター・山下洋太)荒川屋で例会開催
今回の例会は、筆者が中乗りをしている金沢八景『荒川屋』で開催された。荒川屋は、ライトアジ発祥の船として知られる老舗船宿。現在も多くのライトアジファンが通っている。
また、今回から筆者も東京湾ライトアジ研究会の正式メンバーとして参加。普段からライトアジには深く関わっているものの、研究会ならではの視点や検証内容は非常に刺激的で、例会前から楽しみにしていた。
金沢八景から出船(提供:TSURINEWSライター・山下洋太)横須賀沖でスローなスタート
当日はまず横須賀沖からスタート。開始直後、ぶっこみで筆者に1匹掛かったものの、その後はアタリがほぼない状況。普段からライトアジをやり込んでいるメンバーが揃っているにもかかわらず、なかなか反応を得られない難しい立ち上がりとなった。
八景沖でアジが連発
その後、八景沖のポイントへ移動。すると状況は一変し、投入直後のぶっこみからほぼ全員がヒットする展開となった。ここからはダブル、トリプルも混じりながらアジが連発。難しい立ち上がりだったこともあり、船内の空気も一気に盛り上がっていった。
仕掛けの「針位置」を検証
ある程度釣果が出たところで、今回の研究テーマである「針位置」の検証がスタート。今回は既成の3本針仕掛けから1本だけを残し、上針組、中針組、下針組に分かれて実釣を行った。
筆者は下針を担当。隣には上針、中針のメンバーが入っていたが、見ている限りでは下針よりも早くアタリが出る場面が多かった。当日は魚の活性が高く、コマセを撒くとすぐに反応する状況。仕掛けが短く、コマセの中へ素早く馴染ませやすい上針、中針がハマっていたのではないかと感じた。
針の位置で違いを検証(提供:TSURINEWSライター・山下洋太)釣り方をひと工夫
一方、下針では少し釣り方を変え、底から30cmほどの位置から1・3m付近までラインを引きながら探っていく展開に。その後は10cm刻みでチョンチョンと誘いを入れつつ、2m付近まで誘い上げるイメージ。その途中でヒットするパターンが多く、アタリを出しやすかった。
1時間の総重量勝負へ
お昼を過ぎた13時ごろからは、恒例の1時間総重量勝負がスタート。ここまで和やかな雰囲気で進んでいた船内も、この時間になると一気に本気モードへ切り替わる。
筆者は、まず底から50cm上げて仕掛けを馴染ませ、そこから50cm間隔のライン引きで1・5m付近まで探っていくスタイルを選択。さらにその後は、10cm刻みでチョンチョンと竿を上下させながら巻き上げ、誘い掛けを狙っていった。
イメージとしては、上針から順番に魚が食っていくような形。実際、この誘い上げの最中にアタリが出る場面も多かった。
誘って釣れると嬉しい(提供:TSURINEWSライター・山下洋太)結果は2位!
この日は活性が非常に高く、トリプルは5回。ほとんどがダブルで掛かるような状況だった。一方で、潮がかなり速く、おまつりは多め。それでも最終的には43匹まで数を伸ばすことができた。結果は2960gで2位。1位は隣で釣っていた名人で、3300gとダントツの釣果だった。
LTアジの奥深さを再確認
ライトアジは、1匹を釣るだけなら決して難しい釣りではない。しかし、数を伸ばそうとすると、誘い方やコマセワークなど細かな違いが釣果に大きく影響してくる。今回の例会でも、改めてライトアジの奥深さと面白さを実感させられた。次回の例会も今から楽しみだ。
<山下洋太/TSURINEWSライター>



