3月20日、旬のワカメを求めてかがやき渡船を利用したワカメ狩りに出かけた筆者。1m級のワカメを採取し、ワカメしゃぶしゃぶを堪能した模様をお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)
ワカメ狩り体験
春のやさしい陽射しが海を照らし、揺れる水面にも季節の移ろいが映る3月20日。旬のワカメを求めて、三重県鈴鹿市の箕田の消波ブロック帯へと向かった。
ワカメ狩りへ(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)かがやき渡船を利用
今回利用したのは「かがやき渡船」。若松漁港から出船し、目的地まではわずか数分という近さが魅力だ。伊勢湾の奥に位置するため波は穏やかで、初めての人やファミリーでも安心して楽しめる環境が整っている。ワカメ狩りができる船は県内でも珍しく、貴重な体験ができるフィールドだ。
かがやき渡船(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)干潮タイミングを狙う
この日は大潮で、海の透明度も高く、水中の様子がはっきりと見渡せるコンディション。ただしワカメは海底に根を張るため、狙い目は潮が引いたタイミングに限られる。特に水位が低い時間帯には根元まで見えることもあり、船の上からそのまま手を伸ばして収穫できる場面もある。
箕田消波ブロック帯(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)ポイントに到着すると、海中には黒い帯のような影が広がっていた。ホンダワラとワカメが混在し、海底を覆うその様子はまるで自然の織物のよう。風を避ける位置で船を安定させ、狙いを定めていく。
1mほどのワカメを採取
合図と同時に、いよいよ採取スタート。最初に手にしたのは、およそ1mほどに育ったワカメ。触れると独特のぬめりとともに、しっかりとした張りのある感触が伝わる。見た目以上に重量感があり、一株でも十分な存在感。幸先の良い滑り出しとなった。
採取スタート(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)その後は風に乗せてゆっくりと消波ブロック帯に沿って流していく。やがて根元が大きく発達した個体を見つけた。水深は約1mとやや深く、少し難易度が上がるが、タイミングを見て手を伸ばし慎重に刈り取る。
ワカメゲット(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)メカブ付きもGET
引き上げたのはメカブ付きのワカメ。浅い場所では淡い色合い、少し深い場所では濃く染まるそのコントラストが印象的で、自然の美しさを感じさせる。以降も同じような群生エリアを見つけ、短時間ながらリズムよく収穫を重ねていった。
ワカメはその場から動かないため比較的採りやすいが、メカブまでしっかり確保するにはコツがいる。道具の先端を根元にしっかり当ててから切り取るのがポイントだ。
ワカメのしゃぶしゃぶに舌鼓
採れたてのワカメは、やはりしゃぶしゃぶが格別。熱湯にくぐらせた瞬間、深い緑へと変わる様子はまさに春の象徴。ポン酢で味わえば、磯の香りとともに豊かな旨味が口いっぱいに広がる。
ワカメを収穫(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)春の海に揺れるワカメを自らの手で収穫し、そのまま味わう――五感で季節を感じる、贅沢なひとときとなった。
<HAZEKING/TSURINEWSライター>


