テーマは「春しかできない釣りをしよう」。春限定と言えばやはり乗っ込みの釣りだろう。超浅場にウキを立たせ、激しく踊るウキから食いアタリを見極めて乗せる!これぞ春の醍醐味だ。釣り場は群馬県館林市にある城沼。取材日は3月18日(水)。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)
ハタキ初日は40cm腹パン
前回の霞ヶ浦取材では記者にコテンパンにやられてしまった吉田。にもかかわらず「コッテコテの野釣り場でお願いします」とリクエストされた。
あれから1カ月ほど経過し関東の平場では各所から乗っ込みの頼りが届き始めた。これこそ春にしかできない釣り。テーマにもバッチリマッチする。だがこの釣りに関しては何はなくともタイミングがすべて。
釣り座左のハタキ場(提供:週刊へらニュース編集部・関口)そこで情報網を張り巡らしていたところ、群馬県館林市にある城沼でハタキが始まりそうだとの話が飛び込んできた。それが3月15日(日)。ならば決行は明日か。ところがあいにく16日はマルキユーM-1カップ全国へら鮒釣り選手権大会関東地区A予選当日で、吉田は友部湯崎湖の参戦日だった。当然、取材どころの話ではない。
しかしこの絶好のタイミングを見す見す逃す手はないので、吉田には悪いが記者の実釣取材に差し替えさせてもらった。幸い当日は同沼のハタキ初日にぶち当たり、こんな記者でも40cmの腹パンを頭に4枚の釣果を得られた。
吉田は予選通過
この調子なら明日もハタキそうだね。
一緒に竿を出してくれた情報源の釣友とも意見は一致したが、肝心の吉田が明日は都合がつかないと言う。
「明後日なら大丈夫なんですが」
三日目までハタキが持つか心配だったがそうであれば仕方がない。取材日を3月18日とし、電話を切ろうとしたところでフッと思いだした。
そう言えば地区予選どうした?
「大会系に興味がない関口さんのことですからスルーされるなと思ってましたが、思いだしてくれましたね(苦笑)」
うん。今の今まで忘れてたよ(笑)。で、どうだったの?
「ブロック1位、全体2位で通過しました!」
おーっ!それはおめでとう。ではその調子で明後日も頼むよ。
「わかりました。よろしくお願いします!」
ハタキ三日目にイン
3月18日(水)、5時に城沼東側にあるベンチ前で合流。吉田は1時間ほど前に早着し、車内で仮眠を取っていた。
合流前に城沼のほぼ全域を回ってくれていた同沼をホームとする高西氏は「ここ(ベンチ前)か善長寺前が有力ですね。ただ善長寺前はすでに先釣者が数人います」との報告。記者にしろ吉田にしろ同氏ほど同沼に詳しくはないのでエリア選定は一任。
するとしばし悩んだ末、同氏が出した答えはベンチ前で、最後の入釣ポイントだけは吉田に選んでもらおうということになった。なお先釣者はゼロ。よってポイントは選び放題だ。
ベンチ前には5カ所の穴が開いているが、最有力はベンチを背にして左端。釣り座の左側にフタをするようアシやガマの根が群生していて、この中で盛大なハタキが今も続行中だ。ちなみに一昨日に記者が竿を出したのもこの穴。
釣り台の設置(提供:週刊へらニュース編集部・関口)一昨日釣れた穴で今日も釣れるとは限らないけど、見たところ魚っ気が濃いのはこの穴みたいだね。ここでやってみたら。
「いいんですか?」
いいに決まってるじゃん。今日は吉田が主役なんだから!
「それではお言葉に甘えてやらせていただきます。関口さんよりいい釣りをして、先月の借りを返さないといけませんから!」
いいよ、いいよ。その意気だよ。朝からビッグマウスも好調だね(笑)。
次回も「春しかできない釣りをしよう」です。
<週刊へらニュース編集部・関口/TSURINEWS編>
城沼
料金:¥500(現場徴収)。釣り台必携。荷車・カートなど用意。

