立春の2月4日は午後からの暖かさに誘われて三重県津市のJFEエンジニアリング(旧日本鋼管)周辺の消波ブロック帯へ穴釣りに出かけた。車を走らせていると、車内は暖房を入れなくても顔が赤くなるほどだった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)
厳冬期の穴釣りへ
東側の消波ブロック帯には少数だが釣り人の姿が見えた。北側の護岸道路は陥没のため進入禁止になったままだ。中の道路を通って中空三角ブロック突堤の基部に午後2時半に到着した。車は2台止まっているが、消波ブロック帯に人はいないので中空三角ブロック突堤先端でサオを出しているのだろう。
ポイント概況(作図:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)当日の潮回りは大潮で干潮が午後1時40分。これからどんどん上げてくるタイミングだ。
護岸道路は進入禁止(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)早速、穴釣り用の短ザオに小型ベイトリールをセットし、ミチイトの先にスナップサルカンでブラクリ4号をカチッと装着すれば準備は完了。実にシンプルな仕掛けだ。エサはサバの切り身。
消波ブロックの穴を探る
穴を探して消波ブロックの上を飛び渡っていく。まだ潮位が低いので、波打ち際の穴を中心に仕掛けを落としていく。浅くても位置を変えると深くなるので丁寧に探っていく。スルスル沈んでいくとワクワクドキドキする。
穴釣りタックル(作図:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)着底後、イトふけを取ってからサオ先を軽く上下してステイする。反応がなければ誘ってステイを繰り返すが、穴釣りにはつきものの根掛かりには注意が必要だ。
JFEの消波ブロック帯(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)厳寒期だけになかなかアタリが出ない。消波ブロックを移動しながら次から次へ投入していくと、不意にゴツゴツときた。アワセが一瞬遅れ、根に潜られてピクリともしない。ラインを張らず緩めず状態で根魚との根比べだ。
15cmカサゴキャッチ
数分後、サオ先が震えたのを見逃さずにサオを立ててゴリ巻きすると、根から引きずり出すことに成功。ラッキー!穴から飛び出した15cmのカサゴを見て「やったぜ」とニヤリ。
消波ブロックの穴を探る(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)我慢比べを制して気分良く移動していく。回収するときにコツコツとアタリが出たが、ハリ掛かりはせず。エサが半分なくなっていた。新しいエサを刺して落とし直す。軽く誘った後はロングステイで待っているとガツガツと食い込んだ。根に潜られないように一気に巻いて16cmのカサゴを抜き上げた。
ゴミは持ち帰ろう(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)これで満足。帰りの渋滞を避けて午後4時半にサオを納め、カサゴはリリースして消波ブロック帯を後にした。厳寒期でも裏切らないカサゴは釣り人の癒やしだ。いつまでも楽しい釣りができるようにルールとマナーを守って必ずゴミは持ち帰ろう。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>
JFE消波ブロック帯

