東京湾のメバル釣りの乗合船はモエビをエサにしたエビメバルスタイルで出ている。近年の温暖化によりメバルの産卵場所である藻場が枯れてしまい、東京湾のメバル釣りは厳しい状況。そんななか浦安の吉野屋では2月1日からカサゴ&メバル乗合としてスタート。翌2日(月)に釣行したところ一番メバルをゲット。カサゴとメバルの一荷もあり、期待の持てる結果を得た。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・清水督也)
吉野屋でカサゴ&メバル釣り
出船1時間前に船宿に到着。玄関前の釣り物別船型ボードから希望の席札を外す。店内へ入ると吉野公大(きみひろ)代表が笑顔の出迎えてくれる。
吉野家乗船場所周辺略図(作図:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)船宿販売のメバル仕掛け
乗船手続きを済ませ、船宿販売のメバル仕掛けを購入すると「下イトが長すぎるので3分の2くらいカットするといいですよ」とアドバイスをもらった。
仕掛けのスペック図を見ると、枝ス35cmに対し下イトが60cmもある。メバルを釣るにはいいが、海底にいるカサゴにはエサが届かない。釣り場に着いたら、下イトの長さを20cmに詰めることにした。
第十二吉野屋丸に乗船
乗船場からカサゴ・メバル乗合として配された最大級のジャンボ船・第十二吉野屋丸に乗り込んだ。
第十二吉野屋丸(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)当日は天気予報がよく、平日にも関わらず10人が集まった。カサゴ・メバル乗合船は、今年からニューホープの森田大輝船長が担当。
私は右舷前寄りから3番目の席に着座。船長に前日の様子を伺うと「日曜だったこともあり、入りたかった釣り場の海上では大会イベントなどで多くの釣り船が集まり、思うように釣り場に入れず、残念ながらメバルは顔を出さずカサゴ釣りで終わりました」と言っていた。
森田大輝船長(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)川崎沖の風の塔で実釣開始
定刻7時の出港前にエサが配られ、航行中の注意事項がアナウンスされ出船。ナギの海を航程30分で川崎沖のアクアライン付近にある風の塔周りの水深約27mの釣り場に到着。
この釣り場は自分でも良型カサゴやメバルを釣り上げた実績があったので、3本バリ仕掛けの上バリにモエビ、中バリ、下バリにコノシロの切り身を付けた。
7時40分に「はい、どうぞ」の合図で仕掛けを投入。開始時の海況は曇り、風は北東から1~2m程度で波高は約0.5m、潮の色はメバル釣りに適した緑茶色で大潮の下げ潮が流れ始めていた。
エンジン流しの釣りなので、オモリ着底位置から船がずれたら仕掛けを聞き上げるようにして、再びオモリをゆっくりと海底まで落とすように探る。
だが、なかなかアタリが出ない。船長は「昨日は次々とアタったんですが」と首をかしげている。
最初の釣場は航程30分の風の搭(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)良型カサゴ連続ヒット
それでも風の塔の周りをピンポイントに探っていくと、数カ所目で船中15~25cm級カサゴが次々とアタりだした。
第1号は左舷トモで20cm級、第2号は右舷トモ寄り2番の箱崎さんが25cm級の良型を上げた。
箱崎さんに25cm級の良型カサゴ(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)これに続いて右舷前寄り2番で20cm級、ミヨシで15cm級が上がり、カサゴが集結しているポイントへ船が入ったようだ。
次のピンポイントでは右舷ミヨシに入っていた常連の渡辺さんの竿がギューンと曲がり、25cm級カサゴが上がった。
常連の渡辺さんのカサゴ(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)周囲では2尾目、3尾目を釣り上げている人がいるのに、私にはアタリがない。試しに誘い上げてみると、ギュンギュンとカサゴとは異なるアタリに引き込みが続き、丸々と太った尺級アジが上がってきた。
小澤さんにカサゴとアジの一荷(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

