2026年の初釣り。できれば確実に釣りたいのもあり、苦手意識のなく今釣れている釣り物が良い。そんな私の所にタチウオが釣れているという情報が舞い込んできた!これは釣れるだろうと1月5日にやり慣れた静岡県の三保サーフに行ってきた様子をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・永井航)
人気釣り場「三保サーフ」
今回の釣行先の三保はポイントにもよるが、駿河湾らしい急深サーフで潮当たりも良く、ブリクラスまでの青物にアオリイカ、タイ類、シロギスなどターゲットは小物から大物まで挙げ出せばキリがないくらいだ。
最近はじわじわと浅くなってきているようだが、それでもサーフとしてのポテンシャルはかなりのもの。今回のターゲットではあるタチウオもF5以上やドラゴンサイズも全然狙える。今年は辰年ではないが、初釣りは是非ともドラゴンサイズを仕留めたい所だ。
タックル紹介
今回のタックルは10ft6inのMクラスのシーバスロッドにD社3000番のリールの組み合わせ。ラインはPE0.6号でリーダーは7号。どうせ糸を噛まれたらこの太さのリーダーでは切られるのだが、何となくメインに対して太めにしてしまう。
タチウオ相手ならエギングタックルでやることも考えたが、年末年始の間、狙われ続けたタチウオがスレているのを見越して、距離、深さ共により探りやすいシーバスタックルにした。ちなみにエギングタックルも持ち込み、タチウオ不発時はアオリを狙う二段構えだ。
早々にF4級タチウオ!
釣り場は中々の混み具合だったが、空きスペースになんとか滑り込み釣り開始だ。まずはフルキャストし底までのカウントを取るが、30gのジグでカウントで36。着底まで結構あるのは当日が大潮で潮が効いているのも影響していそうだ。まだ多少明るい時間帯のため、面倒だが底近くから探りをスタート。
すると3投目、カウントを取ってから最初のリフト&フォールでヒット!中々の引きで上がってきたのはF4クラスの良型タチウオ!
指幅4本サイズをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・永井航)しかし残念ながら尻尾は切れていて長さはイマイチだ。とりあえず暗くなり切る前にキャッチできて一安心。このまま続けたかったが、群れが離れたのか反応が消えてしまった。
尻尾は切れていた(提供:TSURINEWSライター・永井航)作戦変更
見える範囲では、私が先ほど釣り上げた1匹以外は今の所釣れていない。ポイントが違うのかもしれないが、聞いていた話より遥かに状況が悪そうだ。釣りあるあるの「昨日までは釣れていた」が初釣りからお出ましのようだ。こんな時は周りと同じことをしても意味がないということで、細かく棚探しだ。
棚を細かく探る
魚が表層から中層に出るくらいの活性なら多少は棚がズレても問題がないと予想し、着水から20カウント弱までは5カウント刻みで手早くチェック。中層以下は回遊があっても活性は今一つと予想。そのため20カウント以深は2・3カウント刻みでネチネチ細かく探りを入れてみた。
それ以外にも誘っていて潮の流れを感じる場所があった時は1カウントずつ攻め棚をズラしてより潮の効いている棚を探ってみた。タチウオ相手にこれは少々気が重いが、せっかくやるならばと徹底的にやり込んでみた。
ヒットパターンを発見!
1時間ほど沈黙の時間が続いたが、ついにヒット!ヒットパターンはカウント27でのただ巻き。しかしこの魚は慎重にやり取りをしていたのが裏目に出てしまい、掛け上がりで根掛かりしてしまいバラし。
ルアー自体はサッと回収できたので同じ棚を探ると再びヒット!群れがきているようだ。今度は掛け上がりに根掛かりしないように気をつけて無事にF3.5のタチウオをキャッチ。棚と誘いがハマり同クラスをさらに追加!
F5クラスが登場
今が完全にチャンスとみて魚をフックから外してすぐに再キャスト。棚を取り、急ぎたいところだがタチウオは焦って早いアクションになると釣れない。はやる気持ちを抑えてゆっくりただ巻き。数秒巻いた所でガチン!といいアタリが出たのですかさず合わせるとヒット!
ジッジッジッジッとドラグも鳴り良型に期待も膨らむ。遠くでは下に突っ込み、手前では横に走りと快引を見せた魚はF5クラスの良型タチウオ!
良型タチウオ浮上(提供:TSURINEWSライター・永井航)気持ちのいいタチウオ3連発だったが、その後は連発が嘘だったかのように反応が消えてしまった。既に寒いのと食べる分には十分な魚が釣れたのでここで納竿とした。
指幅は5本サイズ(提供:TSURINEWSライター・永井航)陸っぱりルアータチウオ釣りの基本
今回のヒットパターンはリフト&フォールとただ巻きだったがそれ以外の誘いも簡単に解説したい。ジグの場合、早さ意外は青物狙いのライトショアジギングとやることに大差はないため、ライトショアジギングをする人(したい人)なら問題ない。
リフト&フォール
私は、これと次に紹介するただ巻きを軸にタチウオ釣りを組み立てる。やり方自体はとても単純。竿先をスゥーっと真上に向けて上げたらテンションを掛けたまま竿を戻すだけ。個人的にはリフトを止めたタイミングとフォール中にヒットが多い。
ただ巻き
これ自体に解説は不要だろう。コツとしては同じ棚を巻き続けるように竿を立てたり、巻く速さなどを意識したい。本当にただ巻くだけというのも効果的だが、度々ピタッと巻きを止めるストップゴーも合わせると◎
ワンピッチジャーク
ジギングの基本中の基本のワンピッチジャークもタチウオに有効だ。私は日が沈んでいる間というより朝夕のマヅメといった、タチウオの活性が高いと予想する場面で、積極的にルアーの存在をアピールしたい時に使う。もちろん、青物狙いよりはスローにするのを意識したい。
もちろん、これらの誘いをそれぞれで使うのも織り交ぜて使うのもアリ。組み合わせは無数にあるのでその時の最適な誘いや自分の得意なパターンを見つけて釣りをしてほしい。
ジグ以外のルアー
当日私が入ったポイントは中々強い潮流れがあったことと表層から中層に魚が出てこなかったので出番がなかったが、ジグよりゆっくり誘えるプラグや手前に魚が寄っている時などはワームも有効だ。
プラグは遠浅サーフなどのエリアや状況次第ではメインで使うこともある。ジグより高価なことが多いのでタチウオカッターを食らった時の悲しみも高くなってしまうが、、ワームはワインド系やシャッドテール、ピンテールと多少嵩張りはするが、一通り持ち込むのをオススメしたい。
また、バイトなどでワームがズレるとピタッと反応が消えるので、キャスト前のズレ確認は忘れずに。前提として、ショアからルアータチウオはスローに誘い、アタリが出たら即合わせが基本となる。タチウオ釣りのコツは焦る気持ちをどれだけ抑えられるかが重要だったりするかもしれない。
最終釣果
今回は周囲が釣れていない渋い状況下でF5を筆頭に4匹のタチウオをキャッチでき、私としては上々の釣行となった。
周りと同じことをやっても釣果は同じ。人がやらないこともやった結果が良型タチウオに繋がった。タチウオは釣れている日に当たれば二桁釣果も目指せるので食味もバッチリなタチウオ釣りを楽しんで欲しい。
当日の釣果(提供:TSURINEWSライター・永井航)<永井航/TSURINEWSライター>
三保サーフ


