11月末に大阪湾奥にアジが入ってから、豆サイズではあるが、じょじょに魚影が薄くなりながらもまだ残存している。この冬はもう大きいアジは来ないかもしれないなとあきらめながら、それならば小さいアジでもいっぱい釣っておきたいと思う。だから、悪い条件の小潮、干潮間際の海にも出かけてみた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)
大阪南港でアジング
場所は大阪南港フェリーターミナル、釣行日は12月13日だ。翌日が長潮の小潮で、北風も結構強く吹いており、釣りにくいし魚も薄いだろうと思われる。アジングロッドで腹をくくって釣っていく。日没一時間前にエントリーし、デイアジングの可能性も見てみる。
この日は海の色が非常にきれいだった。冬の海という感じだ。大阪南港の海がここまで澄んでいるのも珍しい。冬はもともと海の透明度が増すというが、これが釣りに何らかの影響を与えるものなのだろうか?わからないが、勝手に澄み潮だと思って、最初からわりとナチュラルなカラーのワームを投げることにした。
キビレ反応からアジ登場まで
ファーストヒットはキビレ。2投目でキャッチした。小さいサイズだ。しかしアジングロッドでかけるとまあまあ引いてくれるゲスト。当たり前のように釣れてくれたが、こういう魚だってかからない日がある。感謝、感謝。
最初は小さいキビレ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)ここからアジの群れが入ってくるまで、1時間ほどかかった。その前は巨ボラに襲来されてエステルラインをかなり高切れしたりと余計なトラブルに巻き込まれ、あーあと息をつく中でのヒットだった。
この日最初のアジ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)まだ微妙に日が残っている時間に釣れた。早いといえば早い時間帯だ。私もあえて大きいワームを使ってしゃんしゃん動かしてアクションさせていたのだが、リアクションっぽく食ってきた。ちなみにこのワームはもともとバス用。イージーシェイカーというワームで、最近はソルトでも売れているらしい。
豆アジにしては、大きなワームに食った。実はこのヒットパターンがこの日を象徴することになる。
まばらなアタリをキャッチ
さすがに悪い潮で、干潮に向けて下げていく流れでもあったので、アジの反応は悪い。どこかに固まっているのではなく、点在している感じで、再現性がほとんどない。
それでも、常夜灯の当たり方や風の吹き具合を感じて、なるべくタイトに通していく。おそらく干潮間際なので沈んでいるだろうと1.5gで15カウント前後、ボトム上あたりをふわふわさせた。
まばらなアタリだが、かけた分は1ポロリした以外すべて釣ることができた。この日のアジは偏食気味で、大きなワームを選んで食ってくる。小さくしたとたん、アタリが消えてしまう。豆アジらしくないが、こちらはパイロットリグとして使っているつもりのややバルキー&ヘビーなジグ単を好んでいた。
大きなワームを食ってくる(提供:TSURINEWSライター・井上海生)カラーはオレンジが好きなようで、こいつだけで4尾釣った。常夜灯の色になじむからだろうか?逆に見えづらくないのか?なんて思ってしまうが、魚の気持ちはわからない。
まして、アジの色覚に関してはわからないところが多いらしいので、考えてもどうしようもないところがある。だが私は個人的にオレンジのワームカラーは好きだ。
渋い日の攻略術
最終釣果はアジだけで12尾、キビレ1尾、サバ1尾で14尾。ここまで2時間半程度。まあ、渋い日にしてはよく頑張ったといっていいだろう。ツ抜けまでは2時間だった。これくらいが今後の大阪南港のアジングの目安というか目標数になってくるかもしれない。
渋い日の攻略術について、この日はひとつ新しく学んだ。われわれはどうも渋い日にはアジの口に合わせるためにリグを極小にしていくが、あえて逆に大きなワームを使う手もあるようだ。ちょっとでも食い気のヤツがいれば、そいつが突いてくる。まだ希望が持てる海なら、この「高活性な豆アジ」を狙う釣り方もいいかもしれない。
<井上海生/TSURINEWSライター>


