釣りの道具は金属で作られている物がたくさんあります。金属は錆びるので特に海で使用したルアーの使用後の処理には気をつけなければなりません。そこで今回は私がルアーを長く快適に使うためにしている当たり前ですがちょっとした工夫をお知らせします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)
ルアーの保管方法
昔は釣りに関する情報は釣具店や釣り仲間との情報交換、それにテレビの釣り番組が中心だったように思いますが、youtubeが流行してからたくさんの人が釣り動画を投稿するようになり主流が変わってきているように思います。
しかし、中にはそのやり方ではルアーを快適に使えなくなるように見える内容を発信しているものもあるんですね。それが「使用済みルアーをどう保管するか」という問題です。
ルアー釣りでは状況に応じてルアーを交換します。特に海では使用したルアーは塩分を帯びているので元々入っていたケースに戻すと塩分が他のルアーに移ってしまい使用していないルアーまで錆びてしまうことにつながってしまいます。
ですが、当たり前のように交換したルアーを元々入っていたルアーケースに戻している方が結構います。まあ、釣行後に使用していないルアーも含めケースに入っていた全てを塩抜きするのであれば問題は無いのかもしれませんが…。
それでも使用していないルアーまでわざわざ水に浸すのはあまりおすすめできるものではありません。
使用済みルアーのみを入れるケース
そこで私は使用したルアーのみを収容する「使用済みケース」を使用しています。ケースはどんなものでも良いのですが蓋付きのものが保管でも洗いでも重宝すると思います。
私はライトベームが中心なので使うルアーも大きくても9cm程度なので使用済みケースもかなり小さくコンパクトになります。これを釣行の際に必ずバッグに入れていくのです。確か価格は300円程度だったように思います。これを使えば使用していないルアーのケースに塩分が移ることは事実上ありません。
使用済みケースの有効性
このケースを持つことによる利点は以下の3つです。
1. 使用したルアーだけをひとつのグループにして保管できる。
2. 使用したルアーと使用していないルアーを完全に分離できるので塩移りしない。
3. ケースに水を入れてまとめて塩抜きすることができる。(私の場合は水を入れて蓋をし、左右にガチャガチャと振り30分ほど放置しその後水を切って乾燥させる。という感じで塩抜きしています。)
お金もかからずメンテナンスも簡単で絶対におすすめです。
ルアーを長持ちさせよう
釣りは長く続けることができる趣味です。そのためにはできるだけストレスを少なくし経費は抑えたいですよね。そんな意味で今回は書かせていただきました。まあほとんどの皆さんは「そんなこと言われなくたって分かってるよ!」だとは思いますが…。それではまた。
<アングラー「K」/TSURINEWSライター>