待ちに待ったGW。アウトドアが楽しいこの季節に外に行かないのはもったいない! 釣り初心者に、もちろん釣り経験者にもオススメな琵琶湖での小アユ釣りをこの機会に是非楽しんでみませんか?
【保護水面・禁止区域(区域を指定した採捕禁止期間)|滋賀県】
ファミリーフィッシングに
せっかくのGW。家族で、あるいは友人と釣りにでも行ってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は手軽、安全、釣って美味しいと3拍子揃った琵琶湖での小アユ釣りをご紹介したいと思います。
小アユとは
琵琶湖に住むアユには川を遡り大きくなるものと、産卵直前まで琵琶湖にとどまるものがいます。
後者の琵琶湖にとどまるものは最大でも10cm程度にしかならないため小アユと呼ばれます。
琵琶湖ではこの小アユ釣りが盛んで、4月~7月頃まで楽しむことができます。
場所にもよりますが、5月頃にピークを迎えるところが多くまさにGWの釣りにもってこいと言えます。
仕掛け、エサについて
仕掛けに関しては多少違いがあるものの、アジやイワシを釣るサビキ釣りの仕掛けと同じようなものと考えていただければいいと思います。
海のサビキ仕掛けと大きく違う点は、コマセを入れるカゴの代わりにラセンと呼ばれるものを使うことです。
足元から水深がある場所では、ウキを使わない胴突きスタイルで、砂利浜など遠浅のポイントでは玉ウキを使った仕掛けがおすすめです。
小アユ釣りのタックル
小アユ用のサビキ仕掛けは滋賀県内の釣具店に行けば手に入れることができます。針の大きさがいろいろあり、どれを買えばいいのか迷ってしまうこともあるかと思います。
事前に釣行するエリアの平均サイズがわかっていれば、それに合わせて選んでください。わからない場合は針の場合、「小は大を兼ねる」なので、小さいものを選んでください。具体的には2号がおすすめです。
エサにはスーパーで売っている釜揚げシラスを使います。ボウルに入れ、原型がなくなるまで混ぜ込んでください。写真のような状態になれば完成です。
だいたい150g程買えば3~4時間は楽しめるかと思います。
小アユ釣りの釣り方
仕掛け、エサの準備ができたらいよいよ実釣です。ミンチ状になったシラスを少量とり、ラセンの中に押し込むようにして付けます。
あまり付け過ぎても良くないので、適量を付けることがポイントとなります。ラセンが隠れるか隠れないかくらいの量が適量です。
ラセンにエサを付けたら、あとは仕掛けを投入するだけです。時々竿先をチョンチョンと動かして誘いをかければ小アユが食いついてくるはずです。
エサのチェックがコツです
最後にひとつアドバイスを。
意識してか、あるいはそうでないのかはわかりませんが、エサがなくなっているにもかかわらず、そのまま待ち続ける人がいます。
しかし、これでは釣果は伸びません。
ある程度寄っていればエサなしでも釣れないことはないのですが、基本的にはエサがないと釣れません。
何投かすれば、次第にどれくらいの時間でエサがなくなるかわかってくると思いますので、そのタイミングを見計らってエサを付け直し、常にラセンにエサが付いている状態をキープしてください。
ちょっとしたことですが、これを意識するかしないかで随分違ってきます。
これを機に是非琵琶湖へと足を運んで、釣って楽しい、食べておいしい小アユ釣りを楽しんでみてください。