今ひとつ盛り上がらない湾奥メッキゲーム。10月中旬、ポイントは三重県四日市市の霞地区。性こりもなくまた釣行してきたので報告したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松田久史)
霞ヶ浦埠頭でメッキゲーム
三重県四日市市の霞地区のポイントには午後3時に現地に到着。釣り場には毎週会う常連さん。釣果を聞くと「今来たところ」とのこと。横に並んで開始する。
水色は悪くない。潮も上げ5分で日没前後に満潮となる良い潮回りだ。まずはトップウオーターに反応しないか試してみる。四方八方投げまくり広くサーチしてみるが反応はない。アリーチ55、クリスタルポッパー、レッドペッパ―マイクロ、セーラ45とローテーション。だが元気なのはボラだけだ。
次にミノーで活性の高い魚を拾っていく。信頼のDコンタクトは無反応。ピンテールチューン6、ディグリー、ティロミノーとひと通りお気に入りのを投げ倒した後、Dインサイト、リッジフラット50S、メテオーラと新たに戦力として投入したミノーを投げ倒す。しかし無反応。
ネコメタル7gでようやくヒット
もうこれは最終兵器メタルジグを投入するしかなさそうだ。前回もメッキをキャッチしたネコメタル7gを結ぶ。カラーは金銀パープル。片面がシルバー、片面がゴールド。そしてサイドにパープルという奇抜なカラー。しかしこれが釣れる。購入時はシルバー系のカラーだと思って開封したら、裏がゴールドでがっかりしたのは内緒だ。
遠投し、ボトムを取りながら誘っていく。大きくシャクるとダートするというこのジグの特徴を生かしたアクションを心がけていると早速ヒット。サイズは小さいもののギンガメアジだ。
ゴールド系ジグで追加
よし、このパターンかと思いきや案の定後が続かない。バイトすらないまま時間が過ぎ、常連さんも帰っていった。悩みながら投げ続けるが、ふと「メッキはスレやすい」ことを思い出した。
ミノーでは散々動きもカラーもチェンジしたのだが、メタルジグに替えてからはしていなかった。そこでゴールドにチェンジ。するとあっさり1投目でヒット。
しかし後は続かず徐々に暗くなっていく。「そういう時はグローがいいよ」というのを思い出し、グロー系のジグにライトで蓄光させてキャストを繰り返すがヒットには至らず。最後にルアーチェンジしたブレイズジグにヒイラギがヒットし、日没を迎えた。
今シーズンは修業
今シーズンはなかなか盛り上がってこないが、どうにかキャッチはできた。これまではトップやミノーで比較的イージーに釣れていたが、今シーズンは修業の日々だ。
しかしメタルジグやカラーローテーションによる反応の違いなど、これまで経験できなかったことを体感できた。渋いときの経験は必ず今後に生かしていくことができると感じつつ、ネコメタルの他のカラーを買いに行く予定を立てる私であった。
<週刊つりニュース中部版APC・松田久史/TSURINEWS編>
霞ヶ浦埠頭