9月も中旬となり、アオリイカのサイズも大きくなってきた。数釣りが楽しめるシーズンは意外と短い。行けるときに行っておこうと秋のエギングシーズン真っただ中、越前海岸でエギングを楽しんできた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)
秋イカ狙いのエギング釣行
釣行日は9月13日水曜日。天気は快晴。朝の海岸をポイントを目指して北上していく。平日だが風のない絶好のエギング日和とあって、ミニボートやカヤックでエギングを楽しむアングラーがあちこちに浮いている。お目当てのテトラ帯に着くと早速準備をして出撃だ。
使用タックルとエギについて
使用するタックルは、ロッドがヤマガブランクス・メビウス710L、リールはシマノ・ヴァンフォード2500SにラインはPE0.5号、リーダーはフロロの2号を1.5mほど。スナップを使用してエギと接続する。
用意したエギはほとんどが2.5号。ヤマシタやダイワ、シマノのエギが多い。深場を狙うときに使用するエギには、事前に鉛を巻いて沈下速度が速くなるようにチューンしている。2.5号のエギにもディープタイプをラインナップしてもらいたいものだ。
釣り始めは反応なし
釣り始めたのは8時頃。前回の釣行で連発したポイントからスタートだ。軽くキャストしボトム付近まで沈めたら、激しくしゃくってピタッと止める。アタリはラインに出るのでラインとにらめっこ。
ほぼ無風なので小さなアタリでもしっかりとれそうなのだが、まったく当たらない。数投してチェイスもない。このポイントを諦め移動。
胴長15cmの本命がお目見え
エギをエメラルダスライト2 RVの2.5号にチェンジ。過去に怒涛の入れ食いになったことがあるエギだ。このエギのいいところはノーマルのままで沈下速度が速いこと。アクションもいい。
しゃくった後ラインを注視しているとラインが不自然な動きをした。バシッと合わせるとずしっと心地よい重さがロッドを通して伝わる。胴長15cmくらいのまあまあサイズだ。それからしばらくは次々にナイスサイズがヒット。これだから秋のエギングは楽しい。
アタリがなくなれば移動。とにかく移動。この繰り返しで数を稼いでいく。
当日のアタリカラーについて
日が高くなってくるとエギ王LIVEのブルーポーションが活躍。デイエギング必須のカラーだ。
エギはカラーよりもアクションの方が大事だとは思っているが、カラーチェンジで結果が出ることもある。お気に入りのエギは色違いでいくつか用意しておくといいだろう。
今回も金アジ・銀アジカラーは大活躍。ポイントを移動したタイミングでエギを交換することが多いので、エギがいいのかポイントがいいのかは微妙なところだが、エギをかえることで気分も変わるもの。集中して釣りができるならそれでいい。それが釣果に繋がるのだから。