1月末、風が弱いためうずうず虫が動きだし、小雨の降るなかメバル狙いで豊浜新堤に車を走らせた。時合は短かったが本命を手にできた釣行の模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)
豊浜新堤でメバル釣り
1月は寒さが身に染みる日が多いが、運良く休みの日は風が弱い。メバル釣りにはもってこいだが、残念なことに天敵のスナメリが多い。
暗いなか聞こえる「プシュー、プシュー」の音は不気味だが、おいしいメバルの煮付けが食べたいので豊浜通いが続いている。
1月23日、風が弱いためうずうず虫が動きだし、小雨の降るなか車を走らせた。午前5時30分に豊浜新堤の駐車場に到着。
小雨はやんでいたが寒い。ポイントには先釣者が1人だけ。気になる状況だ。スナメリの影響でメバルが釣れないのかとがくぜんとしながらも、いつものポイントに入り準備をした。
開始直後はアタリなし
エビを付けた仕掛けを沖に振り込む。前回より濁りがあるのかケミホタルの光は見えない。良い方向に向いていれば最高だが、結果はどうなるか。
メバルがいるならこの段階で前アタリが出るが…。近くで魔の音「プシューッ」が聞こえた。最悪な釣果となりそうだが時合いに期待したい。
ファーストヒットはカサゴ
午前6時20分、待望の前アタリが出た。続いてサオ先がお辞儀したのでサオを立てる。小気味いい引きだが、メバル独特の引き込みではない。ラインを手繰り寄せると、カサゴ君20cmがハリをくわえていた。さすがにメバルは食ってこないか。