冬でも比較的好釣果が期待できる穴釣り。高級魚である根魚を手軽に釣り上げられる釣りです。そんな冬の穴釣りで、集魚剤や集魚液が活躍することをご存知でしょうか。今回の記事では、冬の穴釣りで活躍する集魚剤・集魚液について紹介します。冬の穴釣りで好釣果を得たい方は、ぜひ参考にしてみてください。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターあつ)
冬の穴釣りはニオイが大切
冬の穴釣りはニオイが大切です。水温の低下に伴い、水中に生息する生き物の活性が下がります。そうなると、食欲も落ちてしまい、エサに食いつきにくくなるのです。しかし、集魚剤・集魚液を使えば魚の嗅覚を刺激することができます。低活性の魚にアピールできるので、釣れるチャンスが増えるでしょう。
エサに集魚剤・集魚液をつけるメリット
エサに集魚剤・集魚液をつけるメリットを紹介します。まだ、集魚剤・集魚液を使ったことがない方は、以下の内容を確認してみてください。
集魚効果が期待できる
集魚剤や集魚液をエサに使うと、集魚効果が期待できます。強力なニオイがエサにつくからです。水中でニオイが拡散するので、遠くにいる魚にもアピールしてくれます。さまざまな場所から魚を誘き出し、バイトに繋げられますよ。
魚が食いつきやすくなる
魚が食いつきやすくなるのも、集魚剤や集魚液を使うメリットです。美味しそうなニオイに誘われて、ついつい食べたくなります。これは、魚が好むエビや魚粉などのエキスが配合されているからです。魚の大好物なニオイなので、たまらずバイトしてきます。
エサ持ちがよくなる
集魚剤や集魚液を使うことで、エサがハリから外れにくくなります。集魚剤や集魚液がエサの締まりをよくしてくれるからです。集魚剤・集魚液に含まれている塩分などで、程よく水分を取り出してくれます。そのため、落としたり投げたりしても、比較的エサが外れにくくなっていますよ。
集魚剤・集魚液の使い方
集魚剤・集魚液の使い方をご紹介します。効果的にアイテムを使うためにも、必ず目を通しておきましょう。
エサに爪楊枝で穴をあける
最初にエサに爪楊枝で穴をあけます。この工程を最初にしておくことで、エサの内部まで成分が染み渡ってくれるのです。しかし、ここで穴を過度にあけすぎるのは禁物。エサが裂けたり、耐久力が下がったりします。最低でも、1cm以上は離して穴をあけるようにしてください。
タッパーにエサと集魚材を入れる
タッパーに集魚剤・集魚液を入れて、エサを投入します。容器に入れて漬け込んでおくことで、エサに集魚エキスがしっかりと染み込むのです。この際に密閉型のタッパーを使用するようにしてください。通常のタッパーを使ってしまうと、液漏れの原因になってしまいます。
冷蔵庫に保管しておく
最後に集魚剤・集魚液をつけたエサを冷蔵庫に保管しておきます。エサを外に出したままだと、鮮度が落ちてしまうからです。また、悪臭の原因にもなります。ですので、タッパーに集魚剤・集魚液とエサを入れたら、必ず冷蔵庫に保管するようにしてください。そして、商品に記載してある漬け込み時間を守り、釣り場へ持って行くようにしましょう。