9月後半、ShipsmastCUP2018レディース鮪チャレンジが相模湾で開催された。女性のための釣りブランドが初めて開催する釣り大会。ターゲットはキハダマグロ。参加者は女性限定で67人が集まった。神奈川県平塚港から出船。4隻に分かれ、筆者は23号船で乗船取材した。
67人の女性アングラー
5時前、相模湾・平塚港はいつもと違う雰囲気。普段は男性中心ながら、この日は受け付け開始を待ちきれない女性アングラーたちが、船宿の前に多く待機して明るい声が響く。
この大会は、レンタルタックルでの参加が可能なので、マグロ釣りが初めてという人、遊漁船に初めて乗る・・・というビギナーも多い。
通常の乗合客の移動が済むと、大会参加者が順に港へ向かう車に乗り込んでいく。全員が荷物を運び終え、プラスエムの金子社長からあいさつ、ルール説明や集合写真を撮影して、6時50分に出船。
1流し目で船中1尾目!
1時間ほど走ったポイントで釣り開始。すぐに移動となり、さらに30分ほどの航程で城ヶ島沖へ。「タナは20~30mです」のアナウンスで再開。
少し静かなときが流れたが、右舷胴の間の中尾香菜さんの竿が曲がった。仲乗りが大きなタモを持って、「巻いて巻いて」と声をかけながら船中1尾目のカツオが上がった。
次の流しでは、左舷胴の間にヒット!しかし、水面で残念ながらバラシ。
直後に右舷ミヨシ2番がカツオを上げ、流し変えるたびにあちこちで竿が曲がる。