今日の問診票
2018年の相模湾、コマセのキハダは厳しいようですが、今期のカツオは型も良く上手い方は数も伸ばしています。コマセカツオ如何に数を伸ばすか、アドバイスよろしくお願いいたします。
診断結果
【相模湾カツオ数釣りたい病】
カツオは引きも強く、お刺身、タタキと食べても美味しくとても人気の魚ですね。私自身、相模湾ではマグロ主体に狙っていますが、やはりお土産もキープしたいのでタイミングをみてはカツオを狙って釣っています。カツオ釣りにはコツがあります。
処方箋
私自身8月22日までに5回釣行をしていますが、一度のみ完全にあたりも出せない日がありました。ただ、その他の日はマグロはまだですが、カツオやキメジをゲット出来ています。
相模湾のマグロ・カツオ釣りでは、船長は一日中群れを探し、群れを追って走り続けます。厳しい状況の中でも、8時間の釣行の中で、1〜2度は活性の高い良い群れに当たるチャンスが大抵到来します。漫然と釣れたり釣れなかったりするのでは無く、そのワンチャンス、ツーチャンスをものに出来るか出来ないかが、ボウズになるか、貴重な魚をゲット出来るかの分かれ目になるのです。そのための船上での準備や心得を幾つかアドバイスしましょう。
針の選択
まず準備の話から始めましょう。魚と釣り人がコンタクトするのは針です。
針の選択は重要です。針サイズは当然釣れるカツオ大きさを考えることが必要で、パヤオ周りで釣れることの多い2キロまでのカツオならヒラマサ針系の12、13号あたり。ただし今年のカツオは3~4キロ主体で型が良く、カツオを専門に狙う際には、私はオーナー針のカンヌキ青物14号、ハリスは14、16号を用います。
この針は強度が優れるだけで無く、タタキの耳が大きくすっぽ抜けが起きにくいことと、素材が軽いので、サイズが大きくなってもフカセ効果が高くヒット率があがります。
これに加えケイムラや蛍光の3.5号ビーズをハリスに装着して視覚効果とフカセ効果をさらにアップしています。
高強度針結びを取得すべし
針の大きさは 釣れるカツオのサイズに合わせてヒラマサ系12,13,14号。弾丸のように突っ走るカツオを釣りあげるためにはとにかく確実な針結びが必要不可欠。数を伸ばすにはヒットした獲物はゲットすること!アタリが出ても針がすっぽ抜けたら何もなりません。
私は外掛け結びと内掛け結びを併せた”南方延縄結び”です。どんな結び方でも良いので確実に自分で結べる方法を一つ習得することです。
市販仕掛けも便利ですが、自分で結んだ仕掛けで釣り上げることで自信が持て、それが心理的にも釣果を伸ばすことになります。出来ないヒトは船長やベテランに臆せず教えを請いましょう。