6月18日、釣友とイカメタルをしに福井県坂井市にある九頭竜川ボートパークのブルーズに乗船した。いろいろ楽しめる「夜遊び便」で、私は最後までイカメタルにこだわり、最終的にマイカ10匹とスルメイカ20匹ほどの釣果となった釣りの模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 丸岡しょうへい)
当日のタックル
越前エリアのイカメタルは開幕したばかりで情報が少ない。今回はスピニングとベイト両タックルを持参した。加えて釣友はオモリグタックルとアジングロッドを用意していた。
スピニング
ロッド:オーシャンスピア47SP
リール:ツインパワー4000PG
ライン:PEライン0.8号+フロロカーボンラインリーダー3号
ベイト
ロッド:オーシャンウィップメタルゲームエキスパートチューンフォールエディションB64FE
リール:バルケッタ150DH―HG
ライン:PEライン0.6号+フロロカーボンラインリーダー3号
ルアー
ルアーはメタラーなど。リグは市販品を使用。
※ブルーズのルールでは、枝スは1つまで。アジング・オモリグも同様に枝スは1つまで、アジング・オモリグのオモリに鉛スッテを使うことは禁止。
スルメイカ&マイカ登場
ポイントには日没前に着き、釣りをスタート。明るいうちは数が伸びるわけではないので、日没まではのんびり弁当を食べたりして過ごすのも良いと思う。なにせ、夜更けまで集中力を保たなければならないからだ。釣友はオモリグを遠投して広範囲に探ったりもしたが、アタリは得られなかった。
日没をすぎて集魚灯がついたら本番スタート。ポイントの水深は50m。20号の鉛スッテで始め、集魚灯にベイトが着くころにボトム付近から少しずつアタリが出始めた。
ファーストヒットはスルメイカから。まだシーズン序盤のためか、最初はスルメイカのアタリが多かったが、そのうちマイカが交じり始めた。ボトム付近から水深30m前後までがタナのようで、そのあたりを探りながらの釣りとなった。
テクニカルなゲームを楽しむ
船長によれば、日によって浅いタナに集中することもあるようで、こればかりは当日になってみないと分からない。ボトム付近から探り、誘い、掛けるというテクニカルな日だった。
途中、魚にイカを横取りされたり、風向きが変わったかと思ったら、急に潮の流れる方向が変わって濁りが入り、アタリが一時遠のくなどの変化があった。このように、イカメタルではひと晩にさまざまな事件が発生する。これを解決しながら正解を探すのもこの釣りの楽しみだ。