伊豆のエギングで必要な竿の要件を考えてみた。竿には短い竿、長い竿、硬い竿、やわらかい竿などいろいろある。さて、初めてエギングを始める人視点ではどんな竿がいいのだろうか。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野中功二)
エギング竿選びの5つのポイント
足場が高い、磯場に下りられて水面に近い、キャストのとき振りかぶれないなど、伊豆には様々なシチュエーションが存在するが、エギングをこれから始める人はどこを考えたらいいのだろうか。
長さ
まず考えるべきは竿の長さ。初心者はいったいどのくらいの長さを択べばいいのか悩むところだ。男性、女性でもちろん長さは異なるところで、1番最初に考えるところは「力」の差。男女で確実に違う部分だ。次に取り回しのよし悪し。長い竿ほど取り回しが悪く、短い竿は取り回しが楽と言うことだ。
硬さ
次に竿の硬さ。竿をしならせその反発でエギを動かすことから、軟らかい竿と、硬い竿では特性が違う。力をそれなりに入れないとならない硬めの竿は男性向き、少し軟らかい竿は非力の女性向きといった感じだ。
値段
次なる問題は値段で、1万~7万円と価格幅は広い。そして、一概に高い竿が良いとは言い切れない。安いからといってダメな竿と言うことではないので、上記に書いた事柄を参考に使いやすい竿を選びたい。最近ではいい竿が多く出回っている。手にとって見るのが1番だろう。
エギとの相性
少し上級になるかと思うが、使うエギによって竿を考えることもある。エギの特性を生かせる竿ということだ。例えばダートが得意なエギに、ダートするパワーを与えられる竿を選択するといった具合。エギに初速と水の抵抗を与えてダートさせることを竿がやってくれる。初心者はそういった竿とエギのチョイスをお勧めする。
重さ
エギングの釣行時間を考慮する必要もある。長い時間エギングをするのに重たい竿は択びたくないところだ。短時間での釣行ならば、少しくらい重たくても問題はないだろう。やはり女性は軽い竿を第1に選択することをお勧めする。
エギは疑似餌だ。やはり釣れないと飽きて集中力が低下する。反対に釣れると楽しいし、もっと釣りたいと思い進歩するきっかけとなるだろう。できるだけストレスなく釣り続けられる重さをえらびたい。