久々に釣りに行った。水温の情報を見ながらじりじりしていたのだが、13℃安定がまあ一週間近く続いていたので、「そろそろ」とサオを取り出してきたのだ。しかし、初春の洗礼というべきか、なかなか渋い釣果にはなってしまった。ともあれ、これが春の釣り始めだ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
釣行当日の状況
釣行日は3月31日。気温は、昼は20℃くらいで、水温は13℃くらい。しかし夕方釣り場に着くとさすがに冷え込んだ。車の中に積んでおいたダウンジャケットを着て、なんとか釣りをできるくらい。やはりこの時期の夜の冷え込みは、まだまだ侮れない。
中潮の上げきりからスタートとなった。海に気配は満ちている。かなりプランクトン過多とも思えるような、泡っ気のある海だ。この感じなら最初はアジかなと思い、急遽ショートロッドに持ち替えて、アジングからスタートした。
アジングからスタート
残念ながら、この日はアジの反応がなかった。昨年は4月の中頃から釣れだしたので、もしかしたらと期待したのだが、もう二潮周りくらい早かったのか。微妙に足元で小アタリを出すものが、果たしてボトムなのかサバなのかカサゴなのかどうなのかもわからない。
私にとって三ヶ月ぶりの釣行である。ちょっと勘が鈍ったのだろうか?ということで、アジは1時間で見切ってメバリングに切り替えた。ここからが本番だ。
メバリングへ転戦
しかしこの日はメバルも渋かった。2時間、無の時間が続く。キワの表層トレース。アタらない。ちょっとレンジを入れてみる。無。プラッギングでオープンに打つと、微反応。しかしもしかしたら、うじゃうじゃ沸いていたボラの魚体に擦ってしまっただけかもしれない。
あーこれは辛いと思っていたら、ボトムでようやくヒット。カサゴかなと思ったら、まあまあ貪婪な引き方をして、タケノコメバルが登場。かわいいサイズだが、ともあれボーズを免れることができてよかった。
そのあと、小カサゴも追釣する。しかし、何か物足りない――。