雪残る管理釣り場でニジマス2ケタキャッチ成功 「スプーン」で攻略

雪残る管理釣り場でニジマス2ケタキャッチ成功 「スプーン」で攻略

冬型の気圧配置となり全国的に冷え込んだ2月2日。筆者が主宰する釣りクラブのメンバーであるなつみさんの、美濃フィッシングエリア釣行に同行した。中層からボトムを意識した釣りでしっかりツ抜け達成となった当日の釣りをお届けする。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

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トラウト ルアー&フライ

美濃フィッシングエリアでマス釣り

当日の朝は一段と冷え込みが厳しく、岐阜県美濃市の美濃フィッシングエリアへと近づくにつれて、道路脇や木々には雪が残っているのが見える。

雪のおかげで池の水温もぐっと下がって、ニジマスの活性が低い可能性を考えつつ、車を走らせていく。現地へ到着したのは午前8時すぎ。一面が雪に覆われた景色は市街地とは別世界だ。

一番乗りでポンド東側に陣取って、正面の沈み石からカケアガリ付近を狙ってキャストする。朝イチに反応の良い魚が出ると期待していたが、さすがに水温が低いのか入れ食いスタートとはならず静かな滑り出しだ。

最初の1匹は25cm級

そこでなつみさんはスプーンのカラーをゴールドから少し落として、ハイバースト1.6gのイエローオレンジ/ブラックをチョイスする。

表層よりも少しレンジを入れて巻いてくると、ガッとサオ先をひったくっていく強いアタリで、25cmのレギュラーサイズのニジマスをゲット。最初の1匹にホッとひと安心だ。

雪残る管理釣り場でニジマス2ケタキャッチ成功 「スプーン」で攻略タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

中層からボトム意識しポツポツ

同じスプーンを同じレンジに通してみても、連発にはほど遠いこの日のコンディション。そこでなつみさんは冬の管理釣り場では鉄板の食わせ系カラー、ハイバーストの1.6gのオリーブをチョイスした。中層からボトムを意識して、ゆっくりと巻いてくると狙い通りにヒット。

冬の冷え込みが厳しいなかでも、スプーンにしっかりバイトしてくるニジマスは元気いっぱい。ゴンゴンと鋭い引きで楽しませてくれたのは、40cmほどのナイスサイズだ。

その後もレギュラーサイズから40cmクラスまでのニジマスを、ポツリポツリとスプーンでヒットさせていくなつみさん。

バイトに持ち込む条件

池の状況を見ると魚は浮いているようにも見えたが、浮いている魚はルアーには一切反応を見せてくれず、やる気のある魚はボトムべったり。またアピール系のカラーへの反応は悪く、オリーブやブラウン系のカラーにばかり反応が出る。

雪残る管理釣り場でニジマス2ケタキャッチ成功 「スプーン」で攻略美濃フィッシングエリアの美しいニジマス(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

さらには反応が出るポイントは、ポンド中央からやや南寄りのカケアガリ付近に集中。魚をバイトに持ち込む条件を見つけたものの、たくさんのバイトが期待できるとは言いがたい状況だ。

好調な日もあれば、なかなか難しいタイミングもある。どんなコンディションでも魚からの反応を見ながら、釣れる条件を引き出していくのがエリアトラウトの面白さだ。

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