『バイブレーションジグヘッド』解説 フリマサイトで自作品購入もアリ?

『バイブレーションジグヘッド』解説 フリマサイトで自作品購入もアリ?

バイブレーションジグヘッドというルアーがここ数年注目されています。ありそうでなかったハード&ソフトルアーの融合。その全貌を今回は紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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バイブレーションジグヘッドとは

この手の商品でもっとも有名なのは「VJ」シリーズでしょうか。私もシーバス用に16gを愛用しています。

『バイブレーションジグヘッド』解説 フリマサイトで自作品購入もアリ?バイブレーションジグヘッドの祖?(提供:TSURINEWSライター井上海生)

バイブレーションジグヘッドそのものはもう少し前からあったのかもしれませんが、筆者がこの商品に最初に触ったのは10年ほど前です。よってアバウトにではありますが10年の歴史を持つものと考えておきます。

そのあいだにずいぶんと他のメーカーでも新しいバイブレーションジグヘッドが出てきました。人気商品でなかなか目にすることはできませんが、100円均一で200円商品として販売されているヘッドもあるようです。また後述する「ハーフ自作」もできます。

使い方は投げて巻くだけ

バイブレーションジグヘッドの使い方について。いたってシンプルです。バランスのいいサイズ(3inchくらいです)のワームを装着して、あとは投げて巻くだけです。ワームは、対象魚の活性にもよりますが、基本的にシャッドテールの装着をおすすめします。グリグリと尾が回って波動で魚を集めてくれます。

繰り返しになりますが、「投げて巻くだけ」のアクションです。余計な手心を加える必要はありません。かなりアピールが大きいリグなので、妙なことをすると魚に見切られてしまいます。アクションとしてひとつ加えるなら、巻きスピードの変化くらいです。

ただレンジに関してはよく意識してください。魚がどのレンジにいるか、つまりどれくらいの深さに魚がついているかを分からずに投げていても釣れません。ひとつの順序としてデイならばやはりボトムから、ナイトならば表層から引いていくのがセオリーです。

『バイブレーションジグヘッド』解説 フリマサイトで自作品購入もアリ?チヌ・キビレも好反応(提供:TSURINEWSライター井上海生)

狙える魚種

バイブレーションジグヘッドの素晴らしいところは、他のハードルアーと比べると格段に魚のアタリが多くなること。やはり半分がワームというところがナチュラルで魚にはなんともいえないエサ感・ベイト感に見えるのでしょう。

シーバス、チヌ、青物、タチウオなどショアからぜひとも狙いたい魚種は、バイブレーションジグヘッドでほとんど一網打尽です。このリグひとつ持っていくだけでこれら中大型魚と出会える可能性が爆上がりします。ミノーイングやメタルでの反応が見られないプレッシャーのかかったエリアでも、ぜひこのリグを通してみてください。

『バイブレーションジグヘッド』解説 フリマサイトで自作品購入もアリ?根魚も釣れる!(提供:TSURINEWSライター井上海生)

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