釣友と産卵期で近場に接岸しているマゴチを、熊本県・天草の波止からルアーで狙った。結果、釣友とマゴチ連打の釣果となった釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
志岐漁港でマゴチ狙い
8月9日、午後6時に釣友の京田君と待ち合わせをし、目指すは熊本県天草市にある高浜港。7時には到着し、常夜灯周りと河川をシーバス狙いで攻めるが、まったくの無反応……。
時間は9時。京田君に場所移動を提案し、苓北方面へ。着いた先は志岐漁港。
常夜灯が照らす海を見ていると、小さなアジがライズをしている。京田君はシーバスを狙い、私は静ヘッド7gにフラットジャンキー(ダックフィンシャッド)3.5inch(イワシ)をセットし、ちょい投げしボトムノックで旬魚を狙う。
50cmクラスのマゴチヒット
丁寧に探っていると、2回跳ね上げた後のフォール中に「グッ……」「食ったか~?」「よっ! あ~、バラした!でもいるぞ!」。
キャストポイントをずらし、同じやり方で探っていると「グッ……」「多分、台風の影響で活性低いだろうから、送り込んでアワせるか」。
アタリがあり、3秒ほど待ってフッキング!「よし、乗った×2!」。狙い通り!ぶっこ抜いたのは50cmクラスのマゴチ!
ボトムノックで連発
この1尾を見た京田君もマゴチ釣りに参戦!「ボトムノックね。2回跳ね上げた後のフォールに集中しててね。リールはボトムタッチした後に巻いて、立ててからアクションね」。
ひと通り教えたところで、私に2尾目のアタリ! だが、抜き上げる手前でフックオフ……。「ちくしょー」。だが、確実に数尾は入っている様子。
京田君も静ヘッド7gにフラットジャンキー3.5in(アカキン)を投入。
2人で並んで探っていると「ガッ」。京田君もアタリを感じたのだろうか「きた?」「多分……」「俺もきたかも……」「よ!乗った×2~」。京田君とダブルヒット!
そして2人でぶっこ抜き! 50cmクラスと40cmクラスのマゴチ。「つがいかな?」。写真を撮り、1尾はキープし、もう1尾はリリース。
また同じように探っていくと「ゴッ!」「あからさまな良いアタリ!」「よし、お~デカいかも」。
マゴチ特有の首振りを堪能し、一気にゴボウ抜き!先ほどよりもほんの少しサイズアップの個体。
この後、京田君に40cmクラスがヒットし、キャッチ成功。
だがその後は続かず、帰路に。
<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>
志岐漁港