和歌山田辺の沖磯へフカセ釣りでチヌを狙って釣行。連発もあり、最大48cmを頭に8匹の釣果を得た釣行をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター安田裕也)
黒田渡船で湾内のトナカへ渡礁
寒グレシーズンも終盤を迎え、グレの釣果も下火になって磯ムラも激しくなってきました。そうなってくると次は乗っ込みチヌが始まります。そんなわけで、毎年2月後半ぐらいから4月後半にかけては、グレ釣りを休憩しチヌ釣りをします。
そのチヌの釣果がちらほらと聞こえてきた3月24日、和歌山県田辺の磯へ黒田渡船にお世話になり、フカセ釣りでチヌを狙って出掛けてきました。当日は同じクラブの児玉君と相談し、湾内のトナカに降りる事にしました。
エサと仕掛け
この日、用意したまきエサはオキアミ3kg1枚にチヌ用集魚材3袋に押し麦、コーン、ヌカをしっかりと練り上げ遠投ができるように仕上げたもの。さしエサは加工オキアミ、ボイル、コーン、ネリエを用意しました。
スタートの仕掛けは征黒0号ウキを使った半遊動仕掛けで、タナは2ヒロ半。
トナカはシモリだらけなので、釣りができそうな船着きに並んで竿を出すことにしました。
釣友が早々に本命40cm
まきエサを多めに打ち、ポイントを作りながらスタート。すぐにアタリがあるもこれはコッパグレで、どうやらコッパグレの活性が高いようです。さしエサをローテーションしながら流していると、隣の児玉君が大きく竿を曲げて40cm後半はある良型のチヌをゲット。しばらくし、2匹目を追加します。
これで、「さぁこれからと」なってきたのですが、当て潮がきつくなってきたのと、これから真正面からの風が強くなってくるのを考慮し、磯をかわることにしました。
磯がわりでハダカ島へ
かわった磯はこちらも湾内磯のハダカ島。北向きに釣り座をとり、ここでもまきエサを多めに打ちポイントを作って行きます。そして、仕掛けをT-LANCERの棒ウキを使った仕掛けに変更。誘いをかけてさしエサをアピールしやすくしました。
ここでもすぐにコッパグレが釣れてきたので、さしエサが残るコーンをメインで使うことに。
48cm頭に3連像ヒットも
まきエサを打ち始めて1時間ぐらいしたころ、棒ウキに怪しい反応がありましたが本アタリまでいかず。そこで誘いを入れてやると、そのままラインが走るアタリ。これと分かる重量感にチヌ独特の頭を振る引きを楽しみながらタモに納めたのは48cmのチヌでした。
そのあとは3連続で釣れたので児玉君と並んで釣ることに。すると児玉君にもすぐにチヌが。