今年も新年が明けるとともに、渓流釣りの解禁日が待ち遠しい時期になってきた。今年も岐阜県の長良川中央漁協管轄を紹介しよう。解禁日は2月1日だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・渓道・河野博則)
長良川水系の渓流解禁情報
今年も新年が明けるとともに、渓流釣りの解禁日が待ち遠しい時期になってきた。今年も岐阜県の長良川中央漁協管轄を紹介させていただく。この漁協の河川の範囲は長良川本流、武芸川、板取川、津保川と数多い。各河川の中央管轄内に、7,500匹の成魚が放流される予定だ。
解禁日
解禁日は2月1日で、前日に放流されると思われるが、放流回数はおそらくこの1回だけと思われる。そのために釣果を期待するのであれば、解禁日当日の釣行をお勧めしたい。
放流場所
各河川の具体的な放流場所を漁協に問い合わせたところ、現段階では明確になっていないが、昨年とほぼ変わりないとのことだ。放流場所の詳細は、解禁日近くに各自で漁協のホームページで確認してもらった方がいいだろう。
ポイント・釣り方・エサ
板取川支流の片知川は比較的安全で、釣り堀感覚でサオが出せる。
美濃市定住促進センター前は、トロ場の上下を網で囲った範囲に放流してもらえる。川幅も広くないので、5mほどのサオで十分間に合う。
それ以外の河川は本流域となるので、7mほどのサオも持ち合わせておくと便利だ。仕掛けとしては対象魚が成魚なので、釣果を伸ばすために手返しを早くした方がいいだろう。掛かった魚を素早く取り込めるために0.5号前後のイトを使用するが、アタリが減ってきたら細くしていくことも考えて、細イトも持ち合わせておこう。
エサはイクラをメインに使用するが、こちらも魚に飽きられてくるので、他にミミズやブドウムシなどを用意して、アタリがなくなったらこまめにエサをローテーションしてみよう。
感染拡大の収束を願う
ここからは個人的な意見だが、昨年から皆さんもご存知のように不用な外出の自粛が叫ばれており、おそらく解禁されても状況は変わらないだろう。釣り場では自然とソーシャルディスタンスになるのだが、気が引ける部分もあると思う。
今は1日も早く感染拡大が収束し、まずは日常的な生活が戻ってくることを願う。そして、その後にあらためて堂々と釣行を楽しめる時がくることを願うしかないと思う。
<週刊つりニュース中部版 APC・渓道・河野博則 /TSURINEWS編>