東京都大田区大森本町にある竜谷屋。小洒落た雰囲気の商店街にポツンと佇む、老舗の釣具店だ。店主が勧める魅力的な釣り場「大井ふ頭中央海浜公園」を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 大谷)
老舗釣具店「竜谷屋」
京急平和島駅から徒歩約3分。釣り好きの店主が細かくアドバイスしてくれるので初心者も安心。
竿や仕掛けの使い方が分からない人にも、ノベザオに仕掛けがセットされた状態で販売しており、穂先への結び方もままならない親子にも好評。エサは青イソメとジャリメを扱っている。
ほか各種陸っぱり用品、沖釣りの竿やリール、小物が豊富。竿作りに使える素材を格安販売しており、ガイド付きの穂先が人気。すぐ近くにタナゴの好釣り場がある。
お勧めの釣り場
現在、店主が勧める魅力的な釣り場は「大井ふ頭中央海浜公園」。”はぜつき磯”という分かりやすい名前がついているポイントがあり、駐車場やトイレ、自動販売機などが整っている。
どんな魚を狙えるかといえば、やはりハゼが最高の相手。例年ではすでに終了しているはずだが、今季は高水温で推移している影響で、まだ釣れている。しかし、いつまで型を見ることができるかは不透明。釣行前に同店から情報収集したほうが無難だ。おすすめの仕掛けも購入できる。
大井ふ頭中央海浜公園のポイント
ポイント名は以下の4つ。「夕やけなぎさ」「はぜつき磯」「しおじ磯」「みどりが浜」だ。
夕やけなぎさ
水深50cmほどで、全長30m程度の浜。トイレが近く、安全性が高いため、小さな子どもを連れたファミリーが目立つ。十分に注意して釣りをしよう。海底は砂地だが、所々に石があるので根掛かりに注意を。立ち込んで釣る場合は怪我をしないようにウエーダーか底がしっかりした長靴を履くこと。
はぜつき磯
バーベキュー場があり、釣りと合わせて楽しめそうだが、コロナの影響で制限されている。ゴロタになっている石の間を探るのがセオリー。水温次第で深場に落ちるため、反応がなければチョイ投げして深い場所を狙おう。
しおじ磯
構造がはぜつき磯に似ている。攻め方も同様でいい。
みどりが浜
コンクリート護岸で足場がいい。しかし、手前は石が沖の方まで敷き詰められているため、投げて探ったほうが有利だ。
<週刊つりニュース関東版 大谷/TSURINEWS編>