夜のちょい投げアナゴ釣りで41cm頭に本命6匹キャッチ【三重・鈴鹿】

夜のちょい投げアナゴ釣りで41cm頭に本命6匹キャッチ【三重・鈴鹿】

8月23日は、日中の暑さを避けて三重県鈴鹿市の白子漁港に隣接する釣り桟橋へ夜釣りに出かけた。ちょい投げで良型アナゴをゲットできた釣行をレポートしよう。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤拓摩)

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堤防釣り 海釣り

鈴鹿でちょい投げ釣り

8月23日、三重県鈴鹿市の白子漁港に隣接する釣り桟橋でちょい投げ釣り。

釣具店でアオイソメを購入し、午後6時半前に到着。もう少しで日が沈む時間帯だが、砂浜でビーチバレーや投げ釣り、サーフフィッシングを楽しむ人がたくさんいる。

夜のちょい投げアナゴ釣りで41cm頭に本命6匹キャッチ【三重・鈴鹿】砂浜は人で賑わっていた(提供:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤拓摩)

釣り桟橋も、タ涼みを兼ねた釣り人や散歩の人たちでにぎわっていた。

夜のちょい投げアナゴ釣りで41cm頭に本命6匹キャッチ【三重・鈴鹿】ポイント図(作図:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤拓摩)

サオ3本で夜釣り開始

まだ明るいうちに釣りの準備をしようと、釣り具をコンパクトにまとめて先端手前の空きスペースヘ運ぶ。セッティングしてあるサオを伸ばし、1本バリ仕掛けにエサのアオイソメを1匹刺せば出来上がりだ。

夜のちょい投げアナゴ釣りで41cm頭に本命6匹キャッチ【三重・鈴鹿】タックル図(作図:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤拓摩)

サオを3本用意して、沖向きに遠、中、近と投げ分け、イトフケを取ってミチイトを張り、サオを欄干に立て掛ける。サオ先に鈴を付けて準備は完了。辺りは暗くなり、夜釣りのスタートだ。帰り支度をする人と入れ替わるように夜釣りの人が来るので、釣り桟橋は盛況だ。

夜景を見つつ時合い待ち

昼間の猛暑がうそのように海風が心地良く釣りやすい。しかしアタリは渋い。リールを少し巻いては誘いを入れ、ポイントを変えながらアタリを待つ。アタリがなければ仕掛けを回収してエサのチェック。小魚にかじられたのか、3本ともエサは半分になっていた。

元気いっぱいのアオイソメを刺して投入。浜辺で花火を楽しむグループ、中部国際空港セントレアに離発着する飛行機のライトや夜景を楽しみながら、サオの鈴が鳴るのを待った。

しばらくすると、港内向きの釣り人に良型のアナゴがヒットした。これを見て、「今から時合いだ」と集中したが続かず、静かな時間が流れた。先端の片隅のスペースが空いたので移動する。

待望の良型アナゴ登場

沖堤方向、新堤方向、港内向きの3方向にチョイ投げしてアタリを待つと、すぐに沖堤方向のサオの鈴がチリンと鳴った。サオ先が小さく上下しているので手に持ってゆっくり聞きアワせると、グイグイと引き込んだ。大きくアワせると手応えあり。海面から上がってきたのは約40cmの良型アナゴでニヤリ。

エサを刺し替えて投入。新堤方向のサオのエサのチェックをしようと回収すると、26cmの小型アナゴが食っていた。ハリをのみ込んでいたのでかわいそうだがキープする。港内向きのサオには小型カサゴがヒットしていたが、ハリを外してそのままリリースした。

珍客タイワンガザミも

3本のサオを新堤から沖堤向きに集中させて狙う。鈴が鳴り響くようなアタリは出ないが、リンリンと鳴ってサオ先がお辞儀を繰り返すアタリのパターンで、40cm弱の型ぞろいがポツリポツリとヒット。タイワンガザミやヤドカリまでヒットして夜釣りを楽しんだ。

夜のちょい投げアナゴ釣りで41cm頭に本命6匹キャッチ【三重・鈴鹿】珍しいゲストも登場(提供:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤拓摩)

ハリをのみ込まれた小型をもう1匹キープし、他のゲストは全てリリース。午後9時にサオを納め、26~41cmのアナゴを6匹を持ち帰った。

<週刊つりニュース中部版 APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
白子漁港付近
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年9月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。