ワカサギ釣りの魅力の一つが、自身が自作した道具で釣りに行く楽しみ。今回はそんなワカサギ釣りアイテムの一つである穂先ケースを自作したので紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・竹内尚哉)
ワカサギ釣りのマストアイテム『穂先』
ワカサギ釣りで必ず使うアイテムとなる『穂先』は電動リールに付ける竿として機能している。ワカサギの繊細なアタリをとらえるパーツとして、最重要な役割を果たす。コレがなければ釣りが成立しないほどで、単体だと損傷したりして持ち運びが不便なので、穂先ケースはワカサギ釣りにおいては重要な道具となる。
『穂先ケース』の重要性
ワカサギ釣り用の穂先を持ち運ぶ時や家で保管する上で、穂先をまとめて収納できる穂先ケースがないと困ることがある。繊細な穂先ゆえに挟んだり、誤って強引に扱ってしまうと簡単にヒビが入ったり折れてしまうのだ。
購入時に穂先が入っているパッケージのケースだと1本だけしか入らないし、ケースがない穂先を購入した場合、前に購入した際の竿パッケージに2本目として入れるワケにもいかない。そこでひとまとめにできる穂先ケース必要性が出てくる。穂先ケースがあれば釣り場に持ち運びは簡単だし、家での保管やシーズンオフ時にも便利なので、竿の数に合わせた収納力のあるケースを持っておくことをオススメする。
自作に必要な材料
実は穂先ケース自体、自作するのが簡単なのだ。材料はすべて100均ショップで手に入る。ほとんどの材料が工作コーナーで揃うので探してみよう。
<必要な素材>
・木板部材
・紙ヤスリ
・丁番
・水性塗料
・ニス
・ボンド
・筆
他に自身でアレンジを加えてオリジナル要素を追加すると面白くなる。
『穂先ケース』の自作手順
ここからは実際に穂先ケースの作成方法を記述するので参考にして欲しい。
1.木板部材を穂先の長さプラス5~10cmに切断していき、骨組みを作り、長さを合わせる
2.ヤスリできれいにバリを取っていき、番手を荒目から中目そして細目へ順に使うことで全体を滑らかに仕上げていく
3.ケースは蓋も必要なので、部材は2枚重ねにして骨組みをボンドで組み合わせてボルトで固定する
4.水性塗料の黒で全体を塗り、乾燥させてから上塗りするのを2回ほど繰り返して乾かす
5.完全に乾いたらニスを塗り、水性塗料を同様に2回ほど重ね塗りをして乾かす
6.部材が完全に乾いたらケースと蓋を丁番でつなぎ合わせてボルトで固定していく
7.ケース底面をデコる意味でアニマル柄ステッカーを貼り付けていき、穂先間隔に隙間テープをカットしたものを貼り付けていく
8.最後に外面と内面にステッカーなどを貼って完成
好みのケースを自作しよう
穂先をケースに入れて収まり具合をチェックしてみよう。幅をかえることで収納できる穂先の数もかえることができる。また、穂先の長さに合わせて作るので、穂先がはみ出ることもないので便利だ。
<WEBライター・竹内尚哉>