子供を連れてちょい投げ釣り 60cmダツに最高の笑顔【愛知・南知多】

息子たちも釣りに行きたくてウズウズしていたのだろう。5月24日、愛知県南知多の漁港に子連れでちょい投げ釣りに出かけた。キスに60cmダツをキャッチした釣行をレポート。

（アイキャッチ提供：週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦）

TSURINEWS編集部

2020年6月21日

南知多でちょい投げ釣り

午前4時に起床。まだ眠る息子たちを車に乗せて向かった先は、この時期からキスが釣れ始める愛知県・南知多町内海近くの漁港。漁港内の駐車場には、遊漁船客だけが入ることができる。その他の釣り客は、数台だけ止められる駐車場を使うことになる。そのため、駐車場確保のために早く出発しなければいけない。

午前4時30分すぎに到着したが駐車場は満席。同じ道をグルグルと回って駐車場が空くのを待つ。運良く2周したところで車を止めることができた。

ロッドやクーラーを担いで釣り場へ向かうが、息子たちは眠いのか手伝ってくれないため、パパは必死。ポイントに着いたら、すぐに釣りを開始する。

1投目、すぐに釣れたと叫ぶ息子。15cmほどのキスをキャッチ。数投ごとにキスが釣れるが、それも一瞬だけだ。

1投目から15cmほどのキスが（提供：週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦）

釣れた1匹を生きエサにして投げ込んでおくと、そのロッドが曲がった。しっかりアワセを入れると、ズドンと重量感が伝わると同時に横に走る。青物かと思ったが、ずっと横に走るのではないため違うらしい。「ならば何だ！？」と慎重に寄せてくる。

かなりの大物らしく、周りのアングラーがタモを準備して「僕がすくいますので、ゆっくりやりましょう」と優しい言葉をかけてくれた。うれしい！

超大物との慎重な戦い。けれど数分後、一気に沖へと逃げられた瞬間にラインが切れてしまった。かなりの大物にショックを隠し切れない私。まだ見ぬ大物に必ずリベンジしたい。

キス釣りに夢中な息子に突然何かが襲いかかった。ゆっくり巻きながらキスを釣っていた息子のリールからジイジイとドラグが出る。これは何だ？子供も「デカイ！」と連呼する。

姿を見せたのは60cmを超えるダツ。この大物に息子が見せた笑顔は最高だった。

初めて見た子供の最高の笑顔（提供：週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦）

その後、午前10時すぎに風が強くなって納竿となった。

当日のタックルは、ファミリーフィッシング用のお手ごろロッドにテンビン＋市販のキス仕掛け（アスリートキス）。エサはイシゴカイを使用した。

＜週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦／TSURINEWS編＞

この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年6月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。