2月27日(木)、相模湾城ヶ島の海上イケス釣堀 J’sフィッシングに行ってきました。今回のメインターゲットはマダイですが、最近だとモロコやカンパチ、ワカシやマハタも釣れているようです。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 江成千鮎)
海上釣堀『J’sフィッシング』
相模湾城ヶ島の海上イケス釣堀 J’sフィッシングに同行したのは、フィッシング相模屋のスタッフの小澤さんと、FMヨコハマで放送中「ザバーン」のDJ・井手大介さん。
この釣り場は午前(9時~正午)と午後(13~16時)の二部制です。今回は午前に釣行、8時半に受け付け開始され、座席の抽選、決まった場所で準備をして9時から釣り開始となりました。
海上釣掘は手ぶら釣行で楽々
竿はレンタル(無料)できるので私たちはクーラーのみ持参。仕掛け(ハリはバーブレスがルール)とエサは指定のものがあるため現地購入が基本。
エサの種類はいろいろありますが、今回、練りエサと生エサのエビとキビナゴを購入。さらに、保冷用の発泡スチロール箱が現地で購入できるので、完全に手ぶらで行くことができますね。
今回のメーンターゲットはマダイですが、最近だとモロコやカンパチ、ワカシやマハタも釣れているようです。私と井手さんはマダイ狙い、小澤さんは青物狙いでスタート。釣法はウキ釣りと、フカセ釣り。
低活性時のアドバイス
まずは全員ウキ釣りで、黄色い練りエサを使用。水深8mほどで、「レンタルタックルの仕掛けは底から70cmぐらいのタナに設定してある」とのことです。狙うタナを変えたい場合、スタッフに言えば素早く調整してくれます。
仕掛けを投入しウキが立ったらイトを少したるませた状態でアタリを待ちます。ウキが動いても即アワセは禁物で、3~5秒待ってアワせます。「アワセが早いと空振りしてしまう」とのこと。
開始から30分、アタリがなく、この日は活性が低い様子。水中を見てみると、底の外網に魚がピッタリ着いています。「イケスの中央に仕掛けを投げるのではなく、足元の桟橋真下に落とした方がいい」とスタッフからアドバイス。
さらに「1、2分に一回のペースで、1mほど仕掛けを上げてゆっくり落として誘ってあげるのも有効」らしいです。
隣のイケスでは生エサを使ったフカセ釣りでマダイが釣れていたようで、それを見た小澤さんはエサをキビナゴにしてフカセで狙います。
70cm級カンパチをキャッチ
20分後、「あれ、根掛かりか。いや、食ってるぞ」と小澤さん。竿がギューンと曲がり、ドラグ音が響きます。私と井手さんは仕掛けを回収。青物が掛かった人がいたら、ほかの人は仕掛けを回収してオマツリを防ぐのがマナーです。
巻いては走られを繰り返し、ようやく見えた魚はカンパチ。スタッフがすかさずネットイン。小澤さんは大興奮。
このあとも青物をヒットさせましたが、この時のやりとりでイトが傷んでしまったのか、走られた瞬間に切られてしまいました。
その後、3人とも小さいアタリはあるものの食い込むほどではない状況が続きます。
11時すぎ、「なんとか攻略したい」と集中していると、隣からドラグ音。また小澤さんが青物を掛けました。2尾目のバラシが悔しかったようで、4~5分ほどかけてかなり慎重にやりとりして70cm級カンパチ。