船から『磯スタイル』フカセ釣りで38cm頭に寒グレ7尾を手中【純栄丸】

船から『磯スタイル』フカセ釣りで38cm頭に寒グレ7尾を手中【純栄丸】

フカセでのグレ釣りと言えば、磯から・・・と言うイメージが強いが、船から磯スタイルのフカセ釣りが出来るところがある。それが、和歌山南部堺出船での白浜沖瀬周りだ。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・兵頭良弘)

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

船釣り エサ釣り

純栄丸で磯スタイルのフカセ釣り

産卵シーズン間近の磯のグレ釣りは、ポッテリと抱卵した良型が狙えるとあって佳境を迎えている。そんな寒グレを船からの磯釣りスタイルで釣らせてくれるのが和歌山・南部堺の乗合船「純栄丸」。3月6日、釣友の宮井さん、南條さんと私の3人で同沖へ出かけた。

船から『磯スタイル』フカセ釣りで38cm頭に寒グレ7尾を手中【純栄丸】当日乗船した純栄丸(提供:WEBライター・兵頭良弘)

シャクシの瀬でグレを狙う

午前11時過ぎに現地に到着した。今回は午後便を利用しての釣りだ。向かう釣り場は白浜沖のシャクシの瀬。水温は16度台とまずまずだが、沖に出ると北寄りの風がかなり吹いているとの事で少し波気があるようだ。

船から『磯スタイル』フカセ釣りで38cm頭に寒グレ7尾を手中【純栄丸】波気のある状況だった(提供:WEBライター・兵頭良弘)

このポイントはトモを瀬に向け釣り座を取り、瀬際から出てくるグレを狙って仕掛けを流し込むので、下り潮が絶対条件。上り潮が流れる時は全く釣りにならないので、釣果の鍵を握るのは「下り潮」と言っても過言ではない。

潮が流れない悪条件

さて、アンカーが投入されて船が安定したところで早速、磯のフカセ釣りスタイルで40cm超の良型グレを狙う。「ウキ下2~2.5ヒロでやってみてよ」と言う船長の掛け声でいよいよ釣りをスタート。

まずは船べりに3杯ほどのまきエサを入れてから、さしエサのオキアミを刺した仕掛けを、ウキ下2.5ヒロでまきエサの帯と同調して流れるように振り込んだ。

船から『磯スタイル』フカセ釣りで38cm頭に寒グレ7尾を手中【純栄丸】当日の仕掛け(作図:WEBライター・兵頭良弘)

しかし、釣り始めは期待した下り潮がほとんど流れておらず、上潮だけが風で滑ってウキが流されているだけの状況だ。

また、潮が動かずエサ取りの動きも鈍い。2投、3投と仕掛けを流し込んでは回収、投入の動作を繰り返してみたものの、さしエサのオキアミは原型をとどめたまま残る時間が続く。

1尾目は38cmグレ

その間、ウキ下を深くしたり、ウキをかえたり、ガン玉を打ったり外したりと仕掛けに変化をつけながら、何とか1尾目のアタリを引き出そうと四苦八苦。

すると、20mほど沖の潮目付近を漂っていた私のウキが、視界からスーッと消えてなくなった。「おお、何かアタッたよ」と宮井さん、南條さんに伝えてから竿をゆっくり起こしてアワせてみる。グーンとした重量感が手元に伝わり、魚の引きを確信したところで竿の弾力を使って一気に船べりまで引き寄せる。

2度、3度の強烈な締め込みを右、左にいなし、水面に浮かせて船長の差し出すタモに滑り込ませたのは、38cmの良型グレだった。

小さなアタリ捉えて追釣り

ようやくまきエサが効いてきたのか、この1尾を食わせた直後にも、1尾目のアタリが出た潮目辺りで、ウキが再び水面下10cmほどまで押さえ込まれた。

「アタリか?」と竿先で道糸を張って効いてやると、モゾモゾしていた赤いトップがスルスルッと海中へ引き込まれた。ガッチリとアワせて難なく海面に浮かせたのは35cm級のグレ。

このアタリを見ていた船長。「アタリが小さいでしょ。ウキは沈めたらあきませんよ。水面ギリギリで浮くぐらいの浮力を残して、押さえ込むアタリを目で取らないとなかなかハリ掛かりしませんから」とアタリの取り方についてアドバイスをくれた。

実際、この後にハリ掛かりさせた3尾目は、ウキの頭をピクッと押さえ込んだ一瞬の変化を上手くとらえ、くわえたエサを放す前にタイミング良くアワせた1尾だった。特に産卵を控えたグレはかなり敏感に反応するらしく、ウキがスパッと消し込むようなアタリが出る事は少なく、ウキの頭を小さく押さえ込むようなアタリが多いらしい。

下り潮流れて船中連発

それまでウキを沈めて釣りを組み立てていた宮井さんも、この話を聞いて仕掛けをチェンジ。すると後半にかけて35cm前後のグレを見事に2尾ゲット。

私も満潮を迎えて、ようやく流れ始めた下り潮を、ウキ下2ヒロで攻める。活性の上がったグレのアタリを的確にとらえて、35cm級を2尾追加した。

船から『磯スタイル』フカセ釣りで38cm頭に寒グレ7尾を手中【純栄丸】宮井さんもグレを2尾(提供:WEBライター・兵頭良弘)

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