【清水港2020】クロダイ乗っ込みが前倒しスタート 3つの攻略法を紹介

【清水港2020】クロダイ乗っ込みが前倒しスタート 3つの攻略法を紹介

2020年は暖冬だったため、人気釣り場「清水港」でのクロダイの乗っ込みが前倒してスタートした模様だ。年無し含み数釣り達成の釣行レポと併せて攻略法を解説しよう。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)

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Shunichi_Sugimoto

静岡在住の釣り好きです。季節ごとその時に釣れているターゲットを狙って一年中釣りを楽しんでいます。解説記事をメインに釣果レシピや釣行記も執筆中。

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海釣り 堤防釣り

乗っ込みクロダイ狙いで清水港に釣行

2月28日、清水港でエギング釣行をしていたところ、クロダイを狙っていた師匠から「クロダイがよくアタっているからチャンス」との連絡があったため、急いで自宅へ戻り、フカセ釣りの道具を持って師匠がいるポイントへ行くことになりました。

当日の天気は曇りで、日差しが少なかったため少し肌寒く感じましたが、風は穏やかで釣りがしやすい状況でした。

【清水港2020】クロダイ乗っ込みが前倒しスタート 3つの攻略法を紹介タックル図(作図:WEBライター・杉本隼一)

筆者にアタリがこない理由とは

釣り場に到着するとすでに師匠のスカリに腹パンの本命が2匹入っていました。丁度群れが回ってきている様子だったので、隣に入らせてもらい急いで準備を始めると、横にいる師匠の竿が弧を描いています。上がって来たのはサイズこそ30cm台後半ですが、銀白色が美しい乗っ込みのクロダイ。

【清水港2020】クロダイ乗っ込みが前倒しスタート 3つの攻略法を紹介フカセ仕掛けを準備してスタート(提供:WEBライター・杉本隼一)

ワクワクしながら準備を終え、11時頃釣りスタート。ところが、こちらには全くアタリがありません。隣の師匠にはアタリが頻発しているので、釣り方を観察してみると、仕掛けが馴染んでから底へ入る前に食ってきている様子。魚が浮いていると判断して中層を狙ってみることにしました。

中層狙いでアタリ頻発

12時半頃になり、中層も丁寧に探ると、筆者と師匠の2人ともアタリが頻発するようになりましたが、素針やハリ外れが多発してなかなかヒットに持ち込めずにいました。

【清水港2020】クロダイ乗っ込みが前倒しスタート 3つの攻略法を紹介清水港の様子(提供:WEBライター・杉本隼一)

中層で良いアタリがあり、アワセを入れると今度は乗りましたが、食いが浅かったようで痛恨のバラシ。それでもアタリは続いているのでまだ群れは移動していない様子。気持ちを切り替えて集中します。

しばらくすると、師匠に手応え十分な魚がヒット!浮いてきたのは50cmちょうどの年無しサイズ。

やはりクロダイが群れているようです。筆者にもアタリがきたので今度はしっかり食い込ませてからアワせると心地の良い重量感が伝わり、魚がグングンと竿を絞り込んで抵抗します。あまり引きませんが、重量感があるので大型であると予想して慎重に浮かせてきます。

51.5cm年無しクロダイ登場!

姿を見せたのは大きな本命!無事タモ入れしてやっと最初の1匹目をキャッチできました。サイズを測ると51.5cmの年無しでこの日の最長寸となりました。

【清水港2020】クロダイ乗っ込みが前倒しスタート 3つの攻略法を紹介51.5cm年無しクロダイ浮上(提供:WEBライター・杉本隼一)

乗っ込みシーズンは50cm以上の年無しサイズが釣れやすいのも魅力で、調子が良い時には年無しクラスの大物が連発することもあります。

13時頃になると群れが移動したのか、アタリが落ち着いてしまいました。しかし、そんな状況でも師匠はさすがの腕前で、40cmクラスのクロダイを追加し、筆者も苦戦しましたが何とか40cmクラスを1匹追加することに成功。その後は残念ながらアタリが無くなってしまいましたが、本命のほか外道のアタリも多く、釣れなくとも楽しい釣りになりました。

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